安定した企業に就職することがベストなのか?本当の安定志向とは?

仕事

自分もそうでしたが、就職活動で大勢の人が安定した企業に入りたがります。

業績も良くて、向こう何十年も存続する会社の社員になれれば、とりあえず安泰だと。

既に社員として働いている方も同じで、自分は大丈夫だ。と安心している方が大勢います。

つい数年前にリーマンショックや大震災があったにも関わらず。たまたま助かっただけなのに、何故か自分は大丈夫だなんて思う人が多いです。

こういう人は会社=自分だと勘違いしがちです。

確かに大企業の方が倒産の可能性が低いのは分かりますが、だからといって安定しているとは言えないのです。

 

なんで安定してる企業がいいの?

まず、どうして皆がこぞって安定した企業に入ろうとするのか。

それは『安心』したいということに尽きるのではないでしょうか?

そして家族を養ったり、ローンを組んだりするにはある程度、先の未来を計算できないといけない。

だから、潰れにくい会社を選ぶ。

うん、ごもっともです。

 

それってホントに安定してるの?

いくら安定した企業といえど、何があるか分からないのは説明しなくてもわかると思います。

数年前は誰もが羨む企業であったとしても業績不振・リストラ・早期退職なんて珍しい話しじゃなくなりました。

会社の要因だけじゃありません。

体調を崩したり精神病患ったり、冤罪で社会的信用を失う可能性だってあります。

そうなるとあなたが忠誠を誓ってきた会社は、あなたを全力で切り捨てようとします。だって利益を産まない人材なんて普通いりませんから。

そして、それがどのタイミングで起きるか分かりません。20代前半ならいくらでも潰しが利くかもしれませんが、30代後半にでもなれば再就職は困難を極め、元の生活レベルに戻すことは難しくなってきます。

 

つまり。

今、安定している企業に勤めている・内定が貰えたと安心しきっている人こそが、一番危惧すべき状況だと認識する必要があります。

会社の看板を背負ってるだけの人間が、会社の外に出たらただのおっさんになるということを知らないわけですから。

 

自分の意思でコントロールできないところで、自分の人生が変わってしまうことだってあります。

そのリスクを無視して安定というのはおかしな話しなのです。

 

一体どうすれば安定するの?

大企業でダメなら一体何がと思うかもしれませんが、逆に考えれば何があっても食っていける状態が安定していると言えます。

組織の歯車としてではなく、自分でお金を稼ぐことが出来るようになっておく必要があります。

だから安定しないと言われるベンチャー企業に就職し、本当に倒産したとしても、全く恐れる必要はないんです。

会社が潰れてもあなた自身はなくなりません。培ったスキルは必ず次に繋がります。

 

安定するには具体的に何をすればいいの?

ほんの一例ですが、新しいことを積極的に取り入れたり、流行に敏感になったりする必要があります。

TwitterなどのSNSで情報収集することからまず始めると良いと思います。

そして、SNSでもブログでもなんでもいいので情報を発信していく。

 

また、複数の事業に参画しておくことも安定するには重要です。

よく会社規定に副業禁止とありますが、人材の翼を折って囲い込みたいだけの規約です。

もしものときに会社は何も助けてくれないので、自分を守る為にも無視するべきだと思います。

 

まとめると

要するに安定はありません。常に考えて行動することが最大の安定志向です。

世間から見れば少数意見なので、転職や退職をするタイミングでは安定を捨てているようにみえますし、理解できないなどなど批判や心配はされます。

特に私の場合は妻の妊娠中に独立するなんて会社に伝えたものですから、不思議がられたり笑われたりもしました。

ただ、自分の人生は他人の顔色を伺って決めるものじゃありませんし、正しいと思ったことをやるべきだと思っています。

今、就職や転職を考えている方も企業の名前などに惑わされずにしっかりと考えてエントリーする会社を選んでみてください。

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