結婚してから必ず一度は話し合うと思いますが、家計をどちらが管理していますか?
何となく家計といったら女性というイメージがあったり、何となく小遣い制にしていたりすると思いますが、私は旦那がお金を管理した方が良いと思います。
むしろ、小遣い制で働いてる世の中の既婚男性は何が楽しくて働いているのか理解できません。
今回は旦那が家計を握るメリットについて書いてみようと思います。
家計を把握できる
まず、家計を握ることで月にいくら稼いでいくら使ったのか明確に理解できます。
理解したところで、収入が増えるわけではありませんが、この感覚が身につくと浪費が間違いなく減ります。
付き合いの飲み会や趣味に投資するお金が直接家計にダメージを与えているということが実感できるので、簡単にお金を使えなくなるわけです。
逆に小遣い制だと、あぶく銭のような感覚になり使えるだけ使ってしまいます。
月に何万小遣いとして貰うかは様々だと思いますが、少なければ不満が貯まるし多ければ家計が苦しくなるしで小遣い制の運用は以外と難しいものです。
仕事へのモチベーション
いくら稼ごうが、自分が使えるお金が小遣いだけというのは、何のために働いているかわからなくなります。
本来、仕事はお金のためだけにするものではなく仕事自体にやりがいを感じるものですが、世の中そのように働けている人の方が圧倒的に少ないので、収入というのは大きなモチベーションになります。
しかし、そのモチベーションも小遣い制によって奪われてしまえば、働く意欲が湧かなくなってもおかしくありません。
これでは頑張って昇進しようとか、バリバリ働いて年収を増やそうとか思う方が難しいです。
「俺は毎日頑張って働いているんだ。あとはこのお金で上手くやりくりしてくれ!」と、収入の少なさを会社のせいにしたり、苦労を押し付けられるのも仕方ないのかもしれません。
逆に働く夫が家計を握れば、自然と年収を増やしたいと努力するようになるはずです。
稼ぎの少ない夫にお悩みの奥さん、それは小遣い制が旦那の働く意欲を削いでいるのが原因かもしれませんよ。
権力の分立
共働きの世帯が増えてきたので、当てはまらないこともあるかと思いますが、女性が家計を握ると鬼に金棒状態になります。
家のことは全て女性が中心となり、ありとあらゆる決定権が女性に集中します。
こうなってくると、夫はいわゆるATM化してしまいます。
男性は会社で神経をすり減らし、家庭でも地位が低い上に、居なくてもいい存在となり、まるで奴隷みたいにな扱いを受けてしまいます。
しかし、男性が家計を握ると権力が均衡します。
例え家事や育児に参加できなくても、食費や小遣いを渡すことで稼いでいることを示すことが出来たり、色々なことに最終決定権を持つことができます。
子供への教育等でも、お金が絡むことは多々あるので、お金を管理している以上は育児に対してもしっかりと考えて参加できるようになります。
まとめ
私は家計を完全に握っているので、妻よりも通帳の残高に頭を悩ましている時間が多いと思います。
特に独立した直後は凄い勢いで貯金が減っていったので、危機感が相当にありました。
その点、妻は何故か気楽に構えているところがあり羨ましいと思う反面、家計を任せてしまっていたら、絶対に稼いでやろうという意欲はそこまで湧かなかったかもしれません。
また、知人の話しを聞くと小遣いではやっていけないので、隠し口座を作っていたりして自由のために手段を尽くしている人が結構いて驚いたりもしました。
女性側にとっては、旦那に家計を預けるのが不安だったり使える自由なお金が減ったりして抵抗があるかもしれませんが、長い目で見ると家庭のバランスを保つためにも良い方法だと思います。
夫婦も様々、稼ぎも様々なので一概には良くなるとは言えませんが、結構な家庭が当てはまっているはずなので、検討してみて欲しいと思います。
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