これってパクり!?そんなアプリが量産されているのでアイデアの出し方をまとめてみた

アプリ

個人のアプリ開発者にとって、アイデアは生命線ともいえる要素の一つです。

何か目を引くアイデアで勝負していかないと、他のアプリに埋もれてしまいますし、企業が大量の人やお金を投資して作ったゲームに比べるとクオリティも下がってしまうのは当然のことなので、面白いと思って貰えるアイデアで勝負するという方向になっていきます。

ただ、アプリ業界にも人気作をただ『パクる』という輩が少なからずいて、頭を全く働かせていない開発者がいるというのも事実です。

パクることで多少の利益を上げることが出来るからだとは思いますが、普通は試したいアイデアが山ほどあって、パクってる時間が勿体無いと思うのが善良な開発者だと思います。

そういったクリエイティブ性の欠片のない方々の為にも、アイデア(新規性)を生み出せるように、私がよくやる方法をまとめてみたいと思います。

 

何もないところから思いつく

当たり前ですが、アプリ開発を始める前(しようとする前)から、ポンポンとアイデアが浮かんできたわけではなく、『アプリを作る』と意識し始めてから日常生活の中でアイデアを思いつくということが増えました。

この差は、何かゲームにしたら面白いことはないか?不便に感じてることはないか?という投げかけを常に自分にしているかどうかの違いだと思います。

一種の閃きみたいなものですが、普段から意識することでその確率は断然違ってきます。

逆に無理に考えても出てくるものでもないので、とにかくヒントを探すという気持ちを持ち続けることが大切だと思います。

 

掛け算する

新しいものを0から作るというのはかなり大変で、リスクが大きいです。

そもそも大量のアプリが世に溢れていて、全く新しいものを作るのは既に困難です。

なので、既にあるものと、あるものを掛け算して新しいものを作ります。

例えばこちらのアプリ

草野球チームを作ろう! -放置育成型シミュレーション-

草野球チームを作ろう! -放置育成型シミュレーション-
開発元:YUU FURUTA
無料
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『放置系×草野球』という掛け算で生まれました。

『放置系』はご存知のように既にたくさんリリースされていて、新しくも珍しくもありません。

しかし、これに『草野球』という誰も作っていないものと混ぜ合わせることによって新しいものが生まれます。(アプリ名はちょっとアレですが。)

ただし、この掛け算の要素の2つのうち、どちらかは個性のあるものにしないとパクり色が強くなってしまうので注意です。

 

例えば、ねこあつめだと

-ねこあつめ-

-ねこあつめ-
無料
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『放置系×ねこ』と、どちらも目新しい要素はありません。

しかし、放置の仕組みが以前のものと異なり、新規性がありました。

また、ねこはねこでもそれぞれに名前などの個性があったりと、オリジナルのアプリとして受け入れられています。

そこで、もし仮に『いぬあつめ』というアプリがあったとしたら。『ねこ』を『いぬ』に置き換えただけだと、『ねこ』と『いぬ』が似たような動物である以上新しさはなく『パクり』とされるでしょう。

そうならないためには、『いぬ』ではなく、もっと突き抜けたものか、放置を替えるしかないと思います。

 

上記の例ではゲームシステム×テーマという考え方でしたが、『行動(動作)』などを掛けても新しいものが生み出せます。『RPG』×『逃げる』とすれば、ただひたすら逃げることでシナリオが進んでいくゲームが考えられたりします。

一見組み合わせがおかしなものでも、考え方次第で面白いアイデアになるのでこの方法はオススメです。

 

足し算する

先ほどは掛けましたが、次は足し算です。

今回はゲームというよりはツール系で当てはまることだと思います。

結論から言ってしまえば、何か新しい機能を付け加えるということです。

ゲームでこれをやってしまうとパクりになるのですが、ツール系では歓迎されます。(もちろんUI等替える必要はあります。)

そもそもツール系は、カレンダーやTwitterアプリなどのように機能が似てしまいやすいので、UIと機能で差別化するしかありません。

というより、ツール系に関しては、使っているアプリを乗り換えるのは余程のことがないとしないので、パクってるアプリはあまり見かけない印象です。

 

まとめ

以前ブーストについての記事も書いていますが、パクりに関しても深刻な問題になっています。

それこそ、パズドラの大ヒット以来、モンストなど結構グレーなレベルまでパクってる(参考にしてる)アプリがたくさんあるわけで、それが許されてるわけですから線引きが難しいです。

クリエイターを守るための著作権もありますが、今の所泣き寝入りするしかない状態です。

パクり開発者がアイデアがなくてパクってるというわけではないと思いますが、目先のお金に釣られず活動されることを切に願います。

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