逃げるが勝ち!会社を辞めるときに必要なことを教えるよ

仕事

私が新卒で入社した会社はとある業界ではとても有名な会社で、初めてそっちの方とお話ししたとき、その事実を知って驚いたというより納得してしまったということがありました。

その業界というのが、転職エージェントです。

社員のほとんどの方が会員登録しており、大手と分類される企業では異常なのだとか。

私の担当者も既に5人お手伝いしていたとおっしゃっていました。

さらに、拍車をかけているのが、『辞めにくさ』です。

 

脅しや泣き落としは当たり前、ありとあらゆる手段で引き留めてくると。

 

エージェントの方だけでなく、当時の私の先輩も同じことを言っていたので、信憑性は高く、実際に私も経験したので、紛れもない事実でした。

 

転職先を見つけるよりもはるかに難しい退職でしたが、それでも何とか退職出来ているので、その方法をお伝えしたいと思います。

法律などに関しては詳しいサイトが他にたくさんあるのでググって頂くとして、ここでは退職に苦戦している方の参考になればと思って書いています。

 

はじめにすること

一番難しいのが、切り出し方です。

誰にどのように話せばいいのか難しいところですが、一番身近にいる上司に、お話があるとメール入れておけば良いでしょう。

普通の上司なら、メールの件で話す場を設けてくれるので、そこで切り出せば良いと思います。

ちなみに辞表は意志の硬さを表現するためにはとりあえず有効なので、突きつけてみるとスムーズに話しが進みやすいです。

 

どこで難航するのか?

切り出してしまえば、こちらも多くは語る必要はなくスムーズに進むと思うのですが、上司の上司やら人事やら社長やら出てくると、どこかで話しが進まなくなります。

 

一方的に会社側の都合や約束を押し付けてきたり、一旦考えてきてくれと無意味に先延ばししてきたりするので、気づいたら1ヶ月以上経過してるなんてことはザラです。

 

厄介なのは、こちらが何を話しても、認められない、仕事はどうするの?意味がわからない、非常識とまともに会話にならないということが起きます。

 

退職するために大事なこと

平行線を辿ってしまったら、退職は簡単には出来ません。

何かを犠牲にする必要が出てきます。

優先したいもの別に簡単に例をあげてみたいと思います。

円満退社

退職の挨拶をしたり、送別会をしてもらいたいという気持ちはあると思いますが、その為には会社の言い分を少なからず聞く必要がありますので、退職時期はずれる可能性が高いです。

仕事の区切りがつくタイミングなどを上手く交渉してお互いが納得する条件を見つけてください。

そして、大事なのは、その約束を破られることがあるということです。

何かしら理由をつけて引き留めてくる可能性があるので、強気ではっきりと言う必要は出てくると思ってください。

会社側の都合が悪くなると、酷い場合は泣き出したり情に訴えてきたりしますので、要件はきっちり伝えていきましょう。

 

退職時期

次の会社の入社日が決まっていて、どうしても決まった日にちに退職したい場合は、円満退社を諦めた方が良いと思います。

最悪、退職日の2週間前に内容証明郵便を人事部に送りつけ、有給消化も含め、Xデーからは出社拒否。

何も悪いことはしていないので、非常識だと言われても必ず退職できます。

とにかく強気で、余分なことは話さず、意思の硬さを伝え続ければ、退職時期は間違いなく守れます。

 

どちらも捨てられないなら

究極の方法ですが、円満にかつ退職時期も譲れないという欲張りな方は自分を犠牲にすることで解決する方法もあります。

心療内科に行き、仕事に関するネガティブな感情をぶつけてください。また、退職交渉で精神的に結構くるものがあるので、そういうことでもいいです。

恐らく『適応障害』、酷いと『うつ病』の診断が出ます。

この事実を会社に突きつければ話しが決定的に進みます。

 

もちろん、この方法はオススメ出来ませんし、精神疾患の診断が出てしまうと保険への加入が出来ないなどの不都合が生じたりします。

 

以上、極端な例を含めてほんの一例ですが、話しが進まないのならこちらから何かしらのアクションをしないと、それこそ退職時期が遅れてしまうので何かを犠牲にする勇気が大切です。

 

まとめ

退職後の人生を応援してくれる企業ばかりであれば良いのですが、残念ながらそうでない会社もあります。

今まで頼りにしてきた人や仲の良かった人が、平気で嘘をついてきたりするので、お人好しほど上手く退職できないことが多いのですが、だからこそ自分のことを最優先に考えて行動することが意外と大事だったりします。

一般的には退職は『逃げること』と捉えられますが、私は『挑戦』だと思っています。

捨て去る環境の人の言葉に惑わされることなく、自分の新たな活躍の場を目指して欲しいと思います。

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