毎月の通信料に悩まされている方は多いかと思いますが、頑張って抑えようとすると複雑な3大キャリアの料金体系を理解し、面倒な手続きを適切なタイミングで行わなければなりません。
一つ間違えば、違約金だとか大きくユーザーが損をする仕組みなので、精神衛生上宜しくありません。
2年縛りも本当にやめてほしい制度ですよね。
そこで、そんな呪縛から解き放たれて、もっとお得に携帯を持ちたいという方の為に私がMVNOへ乗り換えた際の手順をまとめておきます。
今回はiPhoneSEが発表され、iPhone6sと同等レベルに高性能で比較的安価な端末が手に入るわけですので、キャリアの解約月の方でどうしようか迷っている方は参考にしてみてください。
ちなみに私はiPhoneSEをAppleの公式ページからネットで購入しました。
しかも為替レートのおかげかこのタイミングで5,000円近く値下げされているので、端末替えるつもりの方は最高のタイミングとなっています。
用意するもの
スムーズに手続きをする為に必要なものを挙げておきます。
・MVNOで使う端末(私はiPhoneSE SIMフリーを新規に購入)
→DocomoのiPhoneであればそのまま使えます。
→Amazonで購入しておけば、IIJMio申し込み時の事務手数料3,000円がかかりません。
私が購入した時は600円くらいだったので、2,400円お得になりました。
・MNP予約番号
→予め解約するキャリアに電話するかショップへ行って発行してもらいましょう。
MNP予約番号には15日間以内に使わないと再発行してもらう必要が出てきますが、この有効期限が7日以上の状態でないとIIJMioには申し込みできないので注意です。
・本人確認書類
→運転免許証があればそれで大丈夫です。申し込み後、ネット上から写真をアップするだけでOKです。
・紹介コード
→なくても問題はないですが、料金が安くなったり使える通信量が増えるので是非使いましょう。
私のコードを使っていただいても構いません。
150 7638 2733 9927
今日が解約月の最終日とかで、どうしても本日中にMNPしたいという場合はビックカメラなどにあるBIC SIMカウンターなどで手続きしてください。その場合でもこちらの紹介コードは使えます。
MNPまでの手順
1.Amazonにてパッケージを購入
時期によって値段は変動するみたいですが、IIJMioの手数料よりは確実に安いはずなので買いましょう。
プライム会員なら翌日に届きますし、そうでなくても2日もあれば届くと思います。
パッケージといいつつも、実はエントリーコードが書かれた紙が届くだけです。
2.MNP予約番号を取得
キャリアによってネットで取得できたりしますが、基本的には電話になると思います。
ショップでも大丈夫ですが、混んでる休日に出向くのは時間の無駄なのでやめておきましょう。空いているタイミングであればショップでも数分で手続きできます。
3.IIJMio公式ページから申し込み
一番右側にある「ご購入・お申し込み」から手続きを開始します。
Amazonにてパッケージを購入済みのはずなので右側を選択。
そうでない方も左側から申し込みができますが、手数料3,000円が必要となります。
私のようにMNPの場合はSIMカードなしのパッケージを買っているはずですので、右側を選択してください。
SIMカードはこの申し込みが終わって本人確認が出来た後に届くようになっています。
Amazonで買ったパッケージに書かれたエントリーコードを入力します。
これで購入したAmazonのパッケージはお役御免です。
紹介コードを入力、同意するにチェックをしたら次へボタンが有効になります。
もうすぐ終わりです。
ページを移動するとこちらの選択画面が出てきます。
プランは人それぞれ適切なものを選んでもらえば問題ありませんが、私は料金が一番安い「ミニマムスタートプラン」を選択しました。SIMカードの機能はMNPなら「音声通話機能付きSIM(みおふぉん)」です。
端末は別途用意している前提ですので、右側のSIMのみ購入です。
SIMカードのサイズはiPhoneであればnanoSIMです。念のため確認してください。
最後に名義人や番号、予約番号と有効期限を入力して申し込み完了です。
4.本人確認
申し込みが終わると本人確認用のメールが届きます。
免許証をiPhoneか何かで写真を撮り、アップロードします。
アップロードが正常にできれば確認のメールが届きます。
不備があればまた連絡が来るそうです。
とりあえずあとはSIMが届くのを待つだけです。
5.開通
SIMが届けば、端末に挿入して開通準備をします。
こちらの動画を見ればわかりやすいです。
これで無事開通できれば、元のキャリアの方は自然と解約されます。
注意事項
MVNO、ときに格安SIMと呼ばれたりしますが、確かに基本料金は1,700円くらいに収まるわけですので安いです。
しかし使い方次第では割高になりかねません。
例えば通話をたくさんする場合、3大キャリアよりも高い場合があり、せっかくの格安SIMなのに請求額が高くなってしまったり。
また、テザリングでたくさん通信を行う場合も、プランによってはキャリアよりも上限が低いためすぐに通信制限がかかってしまったり。
その辺りは、LineOutなどのサービスを使ったり、大量の通信をする場合はWifi環境で使うようにするなどの工夫が必要です。
3大キャリアは分かりにくい+高いだけで、便利さだけはMVNOよりも優れています。
全く今のまま料金が安くなるわけではないので、注意してください。
まとめ
私はキャリアの料金プランから解放されたので、無理に2年でMNPする必要もなくなりました。
今のiPhoneSEが何年現役でいてくれるのかは分かりませんが、バッテリーを変えたりして長く使いたいと思います。
そもそも不満もないのに、ノートPCが買える値段の買い物を2年毎にすること自体がおかしいですからね。
それにしても解約月を気にしたり、いらないオプションの解約を忘れないようにしたり、料金プランで騙されていないか確認したりするストレスから解放されたことが一番な気がします。
気になっている方がいたら是非、試してみてください。
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