アプリ開発者が教えるポケモンGOをやるなら知っておいて欲しいこと

公開日: : おすすめ商品, よもやま話, アプリ

アプリ開発者で集まることはたまにあるのですが、本名よりアプリ名やTwitterアカウントで呼び合うことが多いので、傍からみると謎の集団にしか見えないだろうなと思いながら過ごしてます。

ちなみに私は草野球レジェンドをリリースしたことによって、もっぱら野球のイメージが付いたらしく「野球の人」と初対面の方でも認知して頂けることが増えました。

嬉しい反面、「甲子園の・・・」という認識の方もいらっしゃって、惜しいけど違う。でもだいたいあってるからいいやという感じで流してます。

むしろこれは「甲子園のアプリ出しなさいよ!」ということだと思って前向きに検討してます。

少し前置きが長くなりましたが、実はやっとここから前置きに入るわけですすみません。

で、アプリ開発者というのは個人だと特にですがプログラムだけしていれば良いわけではなくて、むしろ企画センスが問われることが多いです。

なので技術力はもちろんですが、どのようなアプリが売れるのかという研究は絶えずしていますし、アプリ開発者仲間でもそういう情報交換をよくしています。

というわけで、一般的にはアプリでゲームしると遊んでるとか何とか言われてしまいそうですが、そういう一部の人にとっては立派な仕事なんですね。

パズドラとかツムツムとかしてても仕事何だから仕方ないんですよ。遊んでるわけじゃないんですよ。

で、リリースしてすぐに無料総合1位を獲得しちゃうような怪物アプリだったら、どんなアプリなのか確かめずにはいられない。

というわけでポケモンGOをやってみて気づいたことを開発者目線であげてみようと思います。

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クオリティ高いよね

そりゃもう天下のGoogle様から独立した会社が開発しているだけあって、通信のレスポンスなどなどが素晴らしい。

位置情報を扱うわけなので、下手に作ってしまうと通信量が凄いことになって、電池もあっという間になくなってしまう恐ろしい内容のゲームですが、軽く触ってみた感じ凄く高い技術レベルで作られているんだということがわかります。

ポケモンGOが大ヒットしたことで、似たようなアプリ作って!みたいな無茶な要求を外注先に発注しようとする人も絶対いるでしょうが、まず想定しているような予算内では作れるものではないです。

遊ぶ側からしたら、だから何だという話しかもしれませんが、ARとかそういうのに隠れて目立たない部分も実は凄いと思って遊んでみるのも違った面白さを得られるんじゃないかと思います。

バランスも考えられてる

ゲームを作ってて難しいと感じるのは、初日の離脱率です。

これはどういうことかというと、インストールして直ぐにアプリを削除しちゃう人が結構いるんですね。

それこそ2日目には30%まで減ってるとか当たり前の世界です。

恐らく想定してたアプリと違ったとか、面白く感じてもらえなかったりとか理由はいろいろあると思いますが、最初の数分で面白いと感じるように作るのはやっぱり難しいです。

ポケモンGOに関しては、「ポケストップ」という予め指定された場所まで実際に移動しないとゲームが進まないハンデを背負っていますが、それでもチュートリアルをほぼ省いて上手く面白さを伝えていると感じます。

初代ポケモン世代ならチュートリアルというよりは懐かしむ時間になっていたり、御三家を捕まえる部分も説明は一切なし。タップしたり適当に操作している内にわかるだろうということだと思いますが、煩わしくないどころかポケモンを実際に捕まえている感覚を覚えさせてくれてます。

また、同じポケストップを利用できるまでの間隔が5分くらいですが、別の場所に行ってる間にまた復活するのでひたすら遊び続けられるというのも上手なバランスです。

ちょっと前にパズドラも似たような位置情報を扱うアプリを出してましたが、出張とか通勤ついでならまだ遊べはするものの、長距離移動しない限り全く遊ぶ要素がなくなるバランスだったことを考えると、ポケモンGOは絶妙なバランスです。

逆に、遊ぶ人にとってはなかなか止められないバランスになっているわけなので、ちょっとこう言った部分も意識してほどほどにしておくとよいかと思います。

お金儲けだけじゃない

アプリを出すことで、企業は利益を追求するものですが、きっとお金を儲けられればそれでよいということはないはずです。

推測ですが、普段は出歩きもしない私のような人間を動かすことによって、多くの人の健康を維持できるようになるとか、昔から憧れてたポケモンのいる世界とかを実現するとかそういう思いがあるはずです。

なので、アプリがきっかけで事件が起きたり、事故が起きて怪我とか命が失われるなんてことは開発者としては耐えられないニュースのはずです。

仮に私の作ったアプリがきっかけで人が死んでしまったら相当ショックを受けるでしょう。野球ゲームで人が死ぬことはそうそうなさそうですが。

とにかく遊ぶ側も望んではいないことではありますが、事故が起きないように歩きながらとか、ましてや運転しながらとかは絶対にやめましょう。

まとめ

開発者目線でアプリを見ているので、おそらく一般的な方とは全く別の視点だとは思います。

もちろん今回挙げたものだけでなく、どうやったら実装できるか?どういうデータベースでどういった通信をしているのか?みたいな技術的なことも結構考えて遊んでいたりしますが、これを書き出すと極一部の方にしか理解できない内容になるので省いています。

あとは、どうしても位置情報を扱うアプリは電池の消耗が激しくなるので、モバイルバッテリーとかそういう類のものは準備しておいた方が良いと思います。

新しい場所に出かけるとついやりたくなってしまいますし、そういう時こそLINEみたいな連絡手段は残しておいた方が良いので、いざという時に役立ちます。

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  • アプリ個人開発者。
    東京の大手SIerで働くも名古屋のIT企業に転職。
    しかし1年ほどで退職し、アプリ開発を本格化する為に独立。
    妻子持ちで趣味は野球とテニス。
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