最近、日中は育児やら何やらで作業が捗らないことがあるので、家族が寝静まってから作業をすることが多々あります。
これが結構捗って癖になってしまうのですが、フリーランスである故に起きる時間がどんどん遅くなってしまっています。
まだ極端なレベルじゃないので、戻そうと思えばいつでも通常の生活リズムに戻せると思っていますが、こういう生活をしていると大学時代に昼夜逆転生活から元に戻そうと頑張った記憶が蘇ってくるので、その経験を記事にしてみたいと思います。
大学4年の超絶自由な生活
大学4年の始めまでは、私はテニス部に所属していたので、割と全うな生活をしていました。
しかし、就職先も決まり、部活も引退をし、バイトも面倒くさくなって辞め、家事すら面倒なので実家に戻り、卒論も目処がたって、すべてから解放された生活を送り出しました。
ちょうどその時、はまっていたのがオンラインゲームです。
もうこのフレーズだけで廃人一直線なのが見え見えなのですが、念のためお伝えしておくと、オンラインゲームのゴールデンタイムは『深夜』なのです。
世の中の人が働いていたり、学校に行っていたりする時間はどうしてもあっちの世界は過疎っていて面白くないのです。
だからこそ、オンラインゲームは仕事が終わり、学校から帰ってくる人が多い夕方から盛り上がりをみせ、ゴールデンタイムは『深夜』になるのです。
自由気ままな自分は当然、この深夜に照準を合わせます。
皆が次の日があるからと寝静まったところで、自分の全盛期は今なんだと豪語するかのようにプレイし続け、気付いたら朝を迎えています。
そこでさすがにヤバいと思い、日の出くらいから床につき、昼くらいまで寝る生活をしばらく続けました。
昼夜逆転を戻す為に
この生活が駄目だということは分かってはいました。
そして、ある日、とうとうあることに気付いてしまいました。
「もういっそのこと、このまま起きてたらいいんじゃね?」
一つの疑念が確信に変わるのにそれほど時間は必要ありませんでした。
昼夜逆転してしまったなら、あえて、このままずらしていけばまた元に戻る。
数ヶ月後に社会人となる自分には、マストなミッションであるということも分かっていたのです。
早速、朝起きてくる家族に合わせて何食わぬ顔で朝食(自分にとって夕食)をとる。
母「あら?今日は早いのね。」
私「え、あぁまぁね。」
家族が仕事に出払った後は、リズムを取り戻すべく、眠気と十分に戦い、満を持して眠りにつく。
夕方、目が覚め活動を始めた頃に、親が帰ってきて、夕飯(自分に取っては朝食)をとる。
家族が寝静まっても、むしろ調子が出てきた私はゴールデンタイムを謳歌し、また朝を迎えるわけです。
これは、いける!
いい具合にリズムが後ろにずれていき、成功を確信していました。
しかし、私は、ある障壁が存在することを知ることになります。
夕飯(自分にとっての朝食)の時間はずらせない・・・
なぜなら寝ていても起こされてしまう。
さすがに昼夜逆転してるなんて言えなかった私は、泣く泣く朝食(家族に取っては夕食)をとっていた訳ですが、これ以上リズムを後ろにズラせないわけです。
仕舞には、仕事から帰宅すると必ず寝ている息子を本気で心配し、病院を勧めてくるところまで行き、逆転の発想の昼夜逆転解消計画が急遽打ち切られる形となりました。
昼夜逆転をなおす
この昼夜逆転は結局3月末まで続き、4月1日の入社式を一生懸命眠気に耐えることで何とか解消することが出来ました。
正直、例の作戦は惜しいところまでいきました。
でもそれが出来るのは一人暮らしの方のみであることも分かりました。
だからといって、この方法はオススメしません。
身体に異変を感じました。
昼夜逆転の影響だと思いますが、お風呂に入ると身体がチクチクするし、明らかに調子が悪くなります。
なので、生活リズムをなおすなら、1日できっぱり普通の生活をすることが一番いいと思います。
もう私もあの頃の生活をすることはないと思いますが、似たようなことをしようとする人は必ずどこかにいると思うので、参考になれば幸いです。
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