田中将大は安定志向?ただの競馬好き・アイドル好きではない!?

よもやま話

マー君こと田中将大投手が有馬記念関連の番組に出演するとか何とかというツイートがありました。

今はオフシーズンなので、プロ野球選手もバラエティだったり色んなところで顔を出していますが、マー君に関してはシーズン中だったとしても競馬だとかアイドル(見る方)だとか熱心にやってます。

日本で無双中だったころは完璧な結果すぎて何も言えない部分はありましたが、メジャーではちょこちょこ打たれたりしているので、野球に集中していないだとかプロ意識が低いだとかいう声も挙がるようになってきたように思います。

投手は毎日試合に出るわけでもなければ、四六時中野球のことしか考えていないわけではないので、競馬やろうがアイドルに鼻の下のばしてようが全く問題ないのですが、あえてTwitterで全世界に発信する意味は果たしてあるのか?というところに焦点をあてて記事を書いてみたいと思います。

お金持ち。でも選手生命は短い

まず、マー君といえばヤンキースと契約したことで、想像できないほどの年棒を受け取っています。

それこそ何人分のサラリーマンの生涯年収なのかパッと計算できないレベルです。

それだけのお金があれば、今すぐドロップアウトしても一生暮らしていけるほど稼いだことにはなりますが、大金を稼げる人はそんな考え方は一切しないと思うので、一生稼ぎ続ける気でいると思います。

しかしながら、野球選手というのは選手生命が短く、第一線で活躍できなければ、年棒を維持できません。

普通の人からみたら安泰だと思えていても、やっぱり40歳、50歳となったときの不安は小さいにしても付きまとうと思います。

計算してる?安定志向

いつかは現役を引退するということは分かりきっているので、その後どうするか?というのはプロ野球選手だけでなく、スポーツ選手全般に言える課題だと思います。

飲食店を経営したり、解説等の仕事をしたり、中にはタレントになる方もいらっしゃいますが、苦労する人も大勢いらっしゃると思います。

そんな中、マー君はアイドルとの企画に参加したり、競馬関連の番組に出演したり幅広く活動しています。

こうすることで、いつ引退したとしても、仕事のオファーは途絶えることはないと思います。

晩節を汚している状態や引退した後では、なかなか上手くいかないことでも全盛期の今なら引っ張りだこなので、今のうちに興味のある分野にツバを付けておくということは、将来の仕事も確保していることになり、とても安定した行動になっているわけです。

どれだけ野球選手として突き詰めても、どれだけ現役期間を延ばす努力をしても、野球1つだけではやっぱりリスクは高く、野球以外でも仕事ができる状態になっておくことはとても重要だと思います。

これを計算してやっているとは到底思えませんが、好きなことを仕事にする力というのが際立っているのだと思います。

twitterで就職活動

この安定志向を軸に考えるなら、自分が注目されているタイミングで、興味のあることをツイートしたりと情報発信し、アピールすることによって幅を広げていくことは、ある意味、就職活動に近いのではないかと思います。

野球だけに集中していて欲しいというファンの願いもあるのかもしれませんが、ほとんどの企業が主力商品以外にも開発をしていたり、事業を展開したりしているわけで、マー君はそれと似たようなことをしていると思えば何となく腑に落ちるのではないでしょうか?

誰にだって真似できる

このマー君のやり方は、実は誰にだって効率的なやり方だと思います。

さすがに知名度などが違いすぎて同じ効果は得られないですが、自ら情報発信することで、何かしらの可能性が広がっていくと思います。

やはり自ら情報を発信していくということは重要です。

ブログ、twitterなどのSNSは簡単に始められるので、どんな活動をしていたとしても、やらない手はありません。

まとめ

マー君は人生の歩き方(?)が上手なんじゃないかと思うようになりました。

野球の実力はもちろんありますが、高校では大阪等の強豪校ではなく北海道の苫小牧に進学して甲子園優勝。プロでは最弱とされていた楽天に入団したことで、即戦力として経験が積め、ダルビッシュがNBPから抜け、大谷が投手として台頭する前に大記録の達成。メジャー移籍時も金銭面では結果的に最高のタイミングでした。

そういう星の下に生まれているといえばそうなのかもしれませんが、一流の選手がアイドル好きだとアピールするのもはばかられる中、堂々とデレデレしているところを見ると、逆に凄いなぁと感心してしまいます。

彼に比べれば平凡な私たちも、彼にただ感心しているだけでなくて、何かを吸収して近づいていきたいところです。

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