甲子園といえば特別な場所ですよね。
かつて私も白球(柔らかい方)を追いかけていた身ですので、いつか行ってみたいと思いつつ、何故か本当に行こうと思い立ったことがありませんでした。
それが友人が甲子園に行ってきたという報告を聞いて触発され、ついに甲子園に行ってきました。
観戦日は決勝戦
いかにも自ら計画を立てかのような冒頭でしたが、実はその友人の誘いに乗り、後輩に車を出してもらったという『おんぶに抱っこ』状態でした。
会社に属するわけでもなく、行こうと思えばいつでも行ける身なわけですが、友人と後輩と予定を合わせる必要があるので決行日は20日の決勝戦。
どうせなら沢山試合観たいなぁとか思ったりもしましたが、決勝という舞台も捨てがたい。雨などで順延することもなく、当日を迎えることができました。
降水確率100%
しかし一番心配だったのが天気。前日から降り始め、予報を見れば雨。しかも降水確率100%だとか。
さすがに中止が頭をよぎりましたが、不思議なことに友人も後輩も行く気満々。
朝、車に乗り合わせたタイミングでも名古屋は結構な雨が降っているにも関わらず、試合が始まれば晴れるという謎の自信を匂わせる2人。
確かに自分も大事な試合や結婚式などのイベント毎はいつも快晴。雨予報でも快晴。台風予報でも快晴だった経験があるので、晴れ男なんだという自負はありましたが、同じようなのが他に2人もいたことに驚き。
例え雨でも甲子園は水捌けがいいし、試合も中断しないでよくやっているので大丈夫だろうなというのもあったのかもしれません。
結果的にはご存知の通り雨は止み、晴れの中試合を見ることができました。
そして、雨予報のおかげで特に遠方からの観戦者は減ったと思うので結果オーライでした。
タイムスケジュール
決勝戦の試合開始は13時、開門は10時。
それに対して、名古屋の自宅を出たのが7時半というスケジュール。
早稲田実業が決勝まで来ていたらもっと本気を出さないと満員で入れないなんてことになったかもしれませんが、そうでもなかったので無理のないスケジュールで出発です。
一回休憩を挟んで到着したのが10時半。なので約3時間くらいで球場まで行けました。
インターを降りてすぐが甲子園なので、ホントあっという間。後部座席でゆったりしてただけだからかもしれませんが。
駐車場
車の場合は私営の駐車場に止める必要があります。
もちろん球場の直ぐ近くは1日3,000円とお高くなってます。少し離れれば2,000円くらいのところがあるので、距離とお財布を考慮して決めてください。
たまにコインパーキングに停める人もいますが、試合等のイベントの日は特別料金+最大料金なしのところが多いので注意してください。
ちょうど帰り際にちらっと見てしまったのですが、精算額が9,900円という表示に顔面蒼白しているカップルがいました。
あの2人、どうなってしまったんでしょうか。気になります。
観戦場所
それで甲子園の客席は大きく6つに分かれていて、
- 中央特別自由席:バックネット裏。2,000円
- 1塁特別自由席:ベンチ辺りからブルペンあたりまで。1,500円
- 3塁特別自由席:同上
- 1塁アルプス:応援団がいる場所。600円
- 3塁アルプス:同上
- 外野席:無料
となってます。
前売り券を買うこともできますが、販売開始1分後に売り切れたみたいで買えませんでした。
球場についた時点(10時50分)で、チケット販売窓口の様子はこんな感じ。
写真では分かりにくいですが、列は殆どなく、直ぐ買える状態。ひどい時は甲子園駅までの長さになるらしいのですが、天候などにも恵まれたのかもしれません。
しかし、よく見ると、
中央と1塁(仙台育英)側は売り切れてました。
中央はともかく、1塁側は東北勢初の優勝を期待している人がそれだけ多いということでしょうか。
ということもあって、3塁特別自由席を購入。
試合以外の見所
甲子園の注意点として、再入場ができません。席をとりあえず確保しに入ったら甲子園の外は見えなくなってしまうので、時間に余裕があれば予め周りをぐるっと1周すると色々と見所があります。
8号門
知ってる人は知っている8号門。ただの門です。ですが、バックネット裏に一番近いので前日からこの門に並ぶ人もいます。この夏も偽ラガーさんが現れたりと話題になりました。
甲子園グッズショップ
タオル、ペナント、キーホルダーなどいろいろなグッズが売られています。
中でも面白かったのが記念ボール。
ボールに高校名が印刷されているんですが、出場校全て販売されていて、たくさん売れ残ってる高校がちょっと可哀想になります。
元々の数がわからないので何とも言えませんが、初戦敗退してしまったチームは売れ残ってる傾向があったりと、ネームバリューの差が凝縮されていました。
出来れば買い物は試合前に済ませた方が良いです。
試合終了後は凄く混み合うので、食べ物以外は早めが吉です。
外野席
何と言っても無料ですから、チケットを買っていたとしても一度入ってみると違った雰囲気を味わえて面白いです。
また外野から内野席の空き状況を見て、直ぐに席を確保しにいくかどうかも判断できます。
レンガメッセージ
床に文字が刻まれてます。だから何という感じですが、何か踏んでしまうのが申し訳ないです。
優勝校
レンガメッセージの近くに歴代の優勝校も刻まれています。
これくらいネットで見れば一発ですが、別に改めて見たっていいじゃないですか。
座席の確保
基本的に指定席ではなく、早い者勝ちです。
当然、人気の席から埋まっていくわけですが、意外にもグランドから遠い席から埋まっていきます。
何故なら、遠い席は高い場所にあるために風通しが良く涼しい。体感温度でも5度くらい違います。そして、内野には屋根があります。
日焼けも安心、雨も安心なので、1日中観戦する人は特にここを確保したがります。
もちろん選手に近いグランドのすぐ近くの席も人気はありますので、最前列を狙うならそれだけ早く入場する必要があります。
友人の勧めもあってグランドから遠い方の席を確保。
この時でだいたい11時20分でした。試合開始まであと1時間40分もある。
昼食
お腹が減るので腹ごしらえを。
甲子園カレー等の名物もありますが、KFCで売られているケンタ丼を購入。これも友人のオススメ。
侮れない美味さ。カーネルクリスピー2個、しいたけ、ししとう、さつまいもが乗っている。これで700円だから割と良心的かもしれない。
白熱の試合
初の甲子園の試合が良い試合で恵まれてました。ニュースなどで取り上げられるので細かいことは書きませんが、最後の最後までわからない展開に満足です。
選手が優勝を決めてマウンドに集まる瞬間を観れるのも決勝戦のいいところですね。
試合と閉会式を見届けて、16時くらいでした。お土産コーナーを物色したり、駐車場近くのたこ焼き屋で休憩したりとゆっくりしながら帰路につきました。
持ち物
普通は持ち物をもっと前に書くべきところ、あえてこの位置に書きました。
何故なら持参した水以外何も活躍しなかった。
雨が直前まで降っていた+涼しい席のおかげで快適すぎました。
もしそうでなかったらタオルや日焼け止め、うちわ、合羽が必須アイテムだっただろうと思います。
お値段はおいくら?
名古屋日帰り甲子園の気になるお値段ですが、ガソリン代、高速代、駐車代で18,000円ほどかかりました。
3人だったので一人頭6,000円の出費。
それにチケット、お土産、昼食と嵩んでくるので思ったより出費はありました。
まとめ
甲子園は遠いと思ってましたが、意外と名古屋からはさくっと行けてしまうということがわかりました。
決勝ではなく4試合ある日に行ったり、1泊して1日は神戸観光に使ったりするのも楽しめそうです。
特に、子供が野球やってるって方は是非連れて行ってあげてほしいと思います。
また、アマチュアを舞台にした野球ゲームを作る身としては、ちゃんと甲子園を観れたのは感じるものが多く良かったです。
何とかこの経験を次期作に活かしていきたいと思います。
コメント
草野球のゲームの回数を7回から9回までに延ばしてほしいです
コメントありがとうございます。
イニング数についてですが、実際の草野球も私の知る限り7回までというのが主流ですので、ゲームもそれに沿った形にしています。
しかし、9回までやりたいという貴重なご意見は参考にさせて頂き、今後9回までの試合を追加するなど検討してみたいと思います。