チュートリアルの作り方!伝える為に大切なことを考えてみた

アプリ

草野球チームを作ろうの新作がそろそろリリースされるんじゃないかと噂されている頃合いかと思いますが、現在チュートリアルを作成しております。

チュートリアルは開発の仕方にもよりますが、私の場合は最後に作るパターンが多いので、つまるところもうすぐ完成しそうなところまで来てます。

そういうわけあって、ブログまでなかなか頭が回っていない状況ですが、チュートリアルについて記事を書いてみようと思います。

チュートリアルの必要性

説明する必要がないとは思いますが、念のため。

操作方法などを説明してアプリやゲームの使い方を伝えるわけなんですが、これが上手く機能しないとユーザーは凄い勢いで離れていってしまいます。

例えば、iPhoneでは、リストに並んでいるアイテムを左にスワイプすると削除出来るというのが、標準的な動きなのですが、それに甘んじてアプリ側で特に説明もしないでおくと、レビューには

「アイテムを削除できるようにしてほしい」

「アイテムの削除の仕方がわからない」

といったご意見を頂いてしまいます。

iPhoneの共通の動きにも関わらず、このように説明しないと伝わらないということは多々あるわけです。

ゲームのように独自の操作になってくると尚更です。

ですから、ユーザーに優しいものを作るにはチュートリアルは欠かせない存在なのです。

チュートリアルで大事なこと

チュートリアルと一言で表しても色々な手法があります。

中でも一番優れているのが、チュートリアルが必要ないことです。

矛盾してはいますが、iPhoneに説明書がないのと同じように、誰がみても分かるというのが最も目指すべき姿なのだと思います。

そうはいっても、説明しないと分からないものが多いわけなので、チュートリアルとして優れていると思う点を挙げるとすると

  • 体験型
  • 短い
  • 最低限

の3つに収束されるんじゃないかと思います。

体験型

最初に文章で説明されても、殆どの人が読み飛ばします。

仮に読んだとしても覚えきれなかったりして分かりにくいことが多々あります。

その点、実際に操作をしながら使い方を教えてくれるチュートリアルは自然と操作方法を覚えることが出来るので、積極的に取り入れた方が良いです。

よく考えられたものだと、ステージに組み込まれていて、チュートリアルだと気づかないレベルのものもあります。

有名どころだとマリオブラザーズとかがイメージしやすいと思います。

ですが、体験型というのは、実装するのに苦労します。

文章や画像を貼り付けるだけのチュートリアルと違って、アプリやゲームの至る所に段階的に仕込む必要があるので大変なんです。

短い

体験型だとしても、やたら長いチュートリアルは嫌われてしまいます。

操作方法を誰にでも分かるように伝える為とはいえ、ダラダラと長くなってしまっては逆効果です。

特にアプリにおいては、アクション的な操作はほとんどなく、単純なものが多いので余計に苦痛に感じられてしまいます。

どうしても長くなる場合は、演出を工夫して飽きないようにしたり、世界観に引き込むようなものが求められると思いますが、これができる開発者はなかなかいないと思います。

だからこそ、チュートリアルは短く。チュートリアルがどうしても長くなる場合は、それはアプリ自体に機能が多すぎる可能性もあります。

最低限

チュートリアルの短さと若干重複しますが、説明にはアプリやゲームに必要な最低限の説明に留めるべきです。

ついつい開発者の目線だと機能をアピールしたくなりますが、使用にギリギリ耐えれるレベルに抑えた方が結果的に良いと思います。

プラスαの機能は、ユーザーが必要と感じたタイミングで調べられるようになっていれば勝手に覚えてくれるはずです。

次回作のチュートリアルは?

というわけで、前作は画像を貼り付けて終わっていた部分も多々あったりしたわけですが、そういった反省も活かして今回は体験型で操作方法を伝えられるように実装しています。

それと、ゲームの内容なだけに、文章が多くなりがちなのですが、マネージャーが親切に教えてくれるという形をとっているので、そこまでストレスはないかなと思います。

ただ、やっぱり実装が大変なので時間がかかっているのと、肝心のゲーム部分に比べてチュートリアルは1度きりなので、何となく切ない気持ちになります。

チュートリアル実装で学べること

開発者でない限りチュートリアルについて深く考えることはないと思いますが、誰にでも分かりやすく、簡潔にを意識するので、普段の会話等にも活きてくる部分もあります。

やはり相手の立場や理解度に合わせるというのが基本になっているので、表現の仕方とかに気を遣えるようになった気がします。

まとめ

相手のことをどれだけ考えられるかが鍵ではありますが、どれだけ考えても分からないのが正直なところでもあります。

もし可能であるならば、実際に誰かに使ってもらったりして感想を貰うのが一番手っ取り早いのかもしれません。

特に小学生やお年寄りあたりに操作してもらって、問題なく使用できたり遊べるのであれば、それはかなり優秀な部類なんじゃないかと思います。

次回作もリリース前にテストも兼ねて色々な人に遊んでもらえたらとは思っていますが、早くリリースしたい気持ちとのせめぎ合いになってます。

ちなみに、チュートリアル完成後にゲームバランス等の調整をしたりするので、まだまだリリース時期を明確にはできません。

ですが、早くて2月。遅くても3月にはリリースできるように頑張りたいと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました