Facebookなんかをみてても、育児が大変でどうのこうのっていう記事をよく目にします。
確かにそういった記事の内容に偽りはないと思いますし、自分も育児しているので共感するんですが、会社で頑張って仕事してる夫の苦労ももっと理解されてもいいんじゃないかって思うわけです。
当然、育児も子供次第で大変さが変わると思いますが、仕事も業種や内容、そもそも会社によって千差万別なので一概に比較したりはできないのですが、あくまで自分の経験と感覚で仕事を育児に例えてみたいと思います。
どっちが大変か?
最初に言っておきます。
どっちが大変かは人によると思うので、明確には答えられません。
ただ、私は仕事の方が大変だと思います。
育児と単純に比較はできないまでも、仕事ではこれから挙げるようなことが平気で起きるのです。
仕事を育児で例えてみた
入社=第一子の誕生というところからスタートしましょうか。
子供が産まれて嬉しい気持ちも半分、どうして良いかわからないという不安もある。
右も左も良くわからないけど、色んな人に聞いて回って何とか子供を育てられている。
だいぶ慣れてきたかなーっと思ったら、第二子の誕生。
経験もあるので、大変にはなったけど何とかやっていけている。
と思ったら、いつの間にか3人目が誕生。
いや、正直しんどい。でも周りをよく見たらみんなそれくらい平気でやってるし、弱音を吐いていられない。
何たって責任がある。
プライベートや寝る時間を削って何とかやりくりしていたら、どうやらこの状況に慣れてきたらしく、割と余裕が出てきた気がする。
そんな矢先、急に市長から呼び出された。
何の心当たりもないけど、とりあえず行ってみると。
「◯◯さんが育児放棄したからこの子を預かって!」
言ってる意味がよく分からない。
しかも分かってるのは名前くらい。ほぼ空白の母子手帳。
自分が拒否したらこの子はどうなるのか?と、仕方なく引き受ける。
このくらいになってくると、全く平穏な1日なんてほぼ存在しない。
4人の子の中で、誰かしら病気したり怪我したり。
でもまぁ人間不思議なもので、何とかやっていけている。
とはいいつつ、もうこれ以上は身体が持たないし、守りに入りたい。
そう思っていたら、またもや市長に呼び出された。
「サルの子供育ててみて。」
こいつ頭おかしいんじゃないか?
下手なこというと権力で何されるか分かったもんじゃない。
自分だけならまだしも、子供がいるから丸く収まるように従った。
しかし、この状況でサルの子育てるって不可能に近い。
誰かに聞こうにも誰も育てたことないし、とにかく時間が足りない。
もう何がなんだか分からなくなってきて、全てが適当になる。
そのせいか、今まで問題なかった子が急に具合を崩したりしだし、負のループへ突入。
と思ったら正解かもわからないサルの育て方だったのに、何となくサルが大きくなった。するとその噂を嗅ぎつけ、サルを育てたいとかいう人に頼りにされ始める。
教える時間をとられ始め、さらには教えた内容で問題があると、また長々と時間を取られる。
もう逃げてしまいたいと思いつつも、ふと1人目の子が成長したおかげで手がかからないことに気づいた。
やっと光が見えてきた。
すると今度は市長がやってきた。
「おまえんとこの1人目、ニートなんだけど。どうすんの?」
はぁ?
子供預けてきたり、しかもサルの子まで押し付けてきて何を言うか?
いやでも正論で攻められ、確かに自分の非もある以上は認めざるを得ない。
何とかします。何の当てもないのに市長と約束してしまった。
仕事の大変さ
半ば強引に例えたので、適切じゃない部分や突っ込みどころも多々あるかと思いますが、会社ではこういう状態で戦ってる人って結構いると思います。自分もこれに近い状態でしたし。
何が大変かって、複数のことを限界まで詰め込まれること。そして、ほぼ根性論で仕事押し付けられたり、最終的にはそれに結果や数字が求められる。
このプレッシャーや身体的・精神的苦痛に比べたら育児はかなり楽しいし楽です。
ただ、仕事は辞めることが出来るので、そういう意味では育児の方が過酷なのかもしれません。
まとめ
仕事も育児も経験して思うことは、どちらにも大変なことや苦労はあります。
ただ、苦労は苦労でも、また違った種類のものなので、人によって平気だったり耐え難かったり。
やっぱり一概にどちらが大変かとかは言えない気がします。
強いて言うなら、仕事は自分次第でどうにでもなるので、辛いとか愚痴を吐くぐらいなら自分で解決しちゃいましょう。
逆に育児はどうにもならない大変さなので、仕事してる夫が仕事の方を何とかしてサポートしてあげるくらいできたらいいと思います。
でもなかなか育児休暇とか言い出し辛いですよね。なので私は退職しますと言いました。
当然、頭おかしいと思われたのでオススメはしませんけどね。
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