あえて言いたい。サバイバルなんてしなくていいんだよ。

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Twitterで話題になってたので、便乗して自分の過去の考え方から、それによって起こした行動とその結果を書き連ねてみようと思う。

何度も書いていることでもあるので、知ってる人もいるかもしれないけど、いつもより深めに書くつもりなので、暇があれば読んでいってください。

そして、たぶん長くなるし、書ききれないかもしれないので、忙しくなったり心が折れたら途中で放棄するかもしれないので先に謝っておきますごめんなさい。

ちなみに、Twitterの話題の元となった本は読んでないです。なので内容については触れないですし、ほんの一部しか知らないので賛同しているのか否定しているのかも自分では分かりません。

これから書く内容は、ずっと前から言っていることだし、やってきたことなので自分を知っている方なら分かってもらえるはず。

念の為、なんで読んでないの?と思う方もいるので説明しておくと、ここ数年、生き残ろうと思って行動したことがないからですね。

なので自分には合わなさそうだし、無用の長物かなぁと思ってスルーしました。

いつか手に取って考え方が変わるかも知れません。

生き残ることに価値はあるのか?

ここ数年は、開発スタイルとして、兼業が推奨されてきたように思います。

それに関してはその通りだと思うし、全く否定する気はないです。

むしろ上手くいっている方も実際に存在するので、尊敬すらしています。

でも、兼業というスタイルはとても難しいと思います。

基本的には全ての時間を開発に注ぐことのできる専業よりも不利になります。

もし、あなたが専業でも成功確率が低いと感じているなら、兼業で成功できると思える根拠は何でしょうか?

5年後にはプラットフォームもIDEもトレンドも変わっているかもと考えるなら、亀のような歩みでこのスピードについていくことは出来るのでしょうか?

もしこのデメリットに真剣に向き合っていないのであれば、もしかしたら最初から成功しようと思っていないのかもしれません。

ただただ、開発者とかクリエイターと名乗れることに価値を見出しているのかもしれません。

そうなのだとしたら、兼業で開発するというのは確かに最適です。

自分には名乗れるということにあまりメリットは感じませんが、実際にそのような価値観って存在しますよね。

人って肩書きで判断する部分ってありますからね。

プロと名乗れるのもそうだし、社長とかそういう役職とか。

気持ちは分からなくないですが、それ自体に価値はないはずです。

プロ野球選手で例えるなら、ずっと2軍で長く続けるよりも、一瞬でいいから1軍で活躍した方が良いはずです。

スポーツなので現役が短いという違いはありますが、ゲーム開発においても同じことが言えるんじゃないかと思ってます。

長く実績のないクリエイターで居続けるよりも、長くは続けられなくてもヒット作や代表作があった方が絶対に良いと思います。

開発を諦めることも立派なこと

それと、続けることをサバイバルというのは、辞めた人を遠巻きに死んだと表現しているような感じがして好きじゃないんですよね。

ゲーム開発で生計立てられなくて再就職することはカッコ悪いことではないですし、そこには独立した時と同じくらいの強い決意があるはずなんですよね。

だから自分はその決断も立派だと思いますし、応援したいと常々思っています。実際、再就職してさらにWeb漫画家になられた方もいますしね。

辞めることは決して終わりじゃなく、始まりでもあるのでネガティブに考え過ぎるのはよくないです。

それと、これだけは分かっていてもらいたいのが、転職しやすい年齢だったりが存在するってことです。

30歳や40歳を過ぎると転職のハードルが上がるみたいな話しを聞いたことがあると思いますが、仮にゲーム開発をやめた時も、若い方がやっぱり選択肢は多いはずです。

なので、闇雲に開発者としての活動期間を伸ばすことは、人生という長い目で見た時にプラスとは言い切れないです。

開発者の世界だけを見ているのは本当に危険で、特に守りたい人がいる方には、こういった視点を持ち続けてほしいと思います。

まとめ

何が言いたいのかをまとめると、とにかく成功を掴む為に一番期待値の高い活動の仕方を選択する必要があるってことです。

その中で意識してほしいことが、

成功確率 x 挑戦回数です。この数値をできるだけ高めることが大切です。

なので、長く続けるというのは、挑戦回数を増やすための手段でしかないですし、兼業は挑戦回数を減らすことになる選択かもしれない。そして、人生という広い視野で考えるとプラスとも言い切れない場合もあるということです。

ただ勘違いしてほしくないのは自分は専業を勧めているというわけじゃなくて、状況によっては挑戦回数が最も増える選択が専業かもしれないですし、兼業かもしれないということです。

基本は、貯金もないのに独立しちゃったりするのはリスクが大きすぎるので独立しない方が良いという考え方ではあります。

それでも激務だったり、将来をイメージできない仕事をしているなら辞めるのもアリだと思います。良い仕事があれば転職でもいいですが、そんな簡単にはいかないと思うので……

あと、失業保険があったり他のセーフティーネットも色々あるので日本は思っている以上に弱者の味方なので安心してほしいです。

無理に生き残ろうとしてしがみ付くのではなく、人生の中の一つの選択肢として、いつでも何回でも挑戦できるのがゲーム開発であって欲しいなと思いますし、今はそれを支援したいと思っています。

最後に

ここまで書いて、やっぱり長くなってしまったので、一旦ここまでにしたいと思います。

生き残ろうと思っていない話しとか、実際に自分の行動とかはまたの機会に書くつもりです。

最後に、今回の内容は自分の考え方を書いただけですので、正解とも思ってないですし、一例として参考にしていただければ幸いです。

 

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