専業主婦の仕事を年収に換算すると、数百万円みたいな記事をみたことがありますが、あながち間違っていないと思うのと同時に、やっぱり仮の話しなので真に受けるのはおかしいかなとも思います。
価格競争も受注もない世界で、働いた分を一人前の値段に換算するのは夢物語ですからね。
私の仕事も、年中安定して請け負って、一定の仕事量をこなせるのであれば、軽く年収1,000万は超えますし、私に限らず全てのサラリーマンの年収が数千万となる話しなわけです。
それが出来ないから、請け負える仕事を無理にやったり、仕事貰うために仕事したり、仕事じゃない無意味な事務作業やったりとか、あるいはプライベートでも接待したりだとかになるわけです。
つまり、「専業主婦の年収」という話しはタダ前提で行われているものに対して社会的に価値を見直す必要が出てくるので、とっても難しいってことになります。
妻からの懇願!
で、先日、なんと私の妻がその家事に対する報酬を求めてきました。
今は育児で働けないというのもありますが、私の転職や独立で少なからず振り回している影響もあって、専業主婦にならざるを得なかった経緯もあるので無下にできません。
というか、給料を払うレベルにまだ稼げてないんですけどスミマセン的な感じになりつつ話しを聞いてみると。
「月に外食しないで料理頑張ったら3,000円ちょうだい!」
え?
月!?
三千円????
スネをかじるばかりの子供の小遣いよりも低い条件を突きつけられ焦る私。
「え?月じゃなくて週1,000円にした方がいいじゃん!」
何故か自分に不利な条件を提示してあげる私。
もともと浪費家だった妻が専業主婦になり、収入源を断たれ、私も独立後の苦しい時期で小遣いも渡してやれず、ついに妻の貯金が底をつき、というか本当はまだ結構な額の貯金あるのに「何かのため」とかいって手を付けようとせず、この貯めるお金もきっと数ヶ月後に控えてる友達の結婚式のご祝儀代なんだろうなって思うと、涙ぐまし過ぎて逆に申し訳なくなりました。
とりあえず、お互い条件に納得して、直ぐに週1,000円で運用がスタート。
友人との付き合いでの外食はどうなのか?とか細かいことは全く詰めてませんけど、とりあえず先週は頑張って料理を作ってくれたので1,000円を渡しました。なんかもう頭が上がりません。
給料制の効果は!?
妻が提示した外食という条件には意味が込められていると思っています。
私が独立してまだ十分に稼げていないので節約しないと家計は火の車どころが爆発します。
なので、節約で大きなウェイトを占めてくる外食に焦点を当て、妻が頑張れば結構な額の節約が出来て私の開発者としての生存期間が延びます。そして、その対価としての「あの額」ということなんでしょう。
もう私の足がなくても支えてくれそうな勢いの妻ですが、そんな配慮もいらないくらいに稼いであげたいです。ホント。
それで、たまに家族で外出して帰ってくると夕方、お腹も減って外食したいなぁなんて思うこともありますが、この給料制のおかげで頑張って料理を作ってくれたりもするので、効果はかなりあるみたいです。
関東出身の妻ですが、転職で名古屋まで付いてきてくれた時点で器のデカさは相当なものでしたが、独立しても何も言わずに応援してくれるほどなので、妻の器は東京ドームに換算できる程にはあるんじゃないかと。
まとめ
個人開発者の方で、妻と一緒にアプリを作っている方は知ってるだけでも結構いらっしゃいます。
イラストが描けたり、UIデザインできたり、企画できたり。
羨ましいなとも思ったりしますが、なんだかんだ言って支えてくれるということが一番ありがたいのかもしれないと思うようになりました。
とかいいつつ、妻は元プログラマーで何故か色彩検定(3級)も取得しているので、開発の相談やデザインの相談。さらにはテストプレイしてくれたり、友人にプロモーションしてくれたり。
なんか、この記事書いてて妻が知り合いの中で一番凄いんじゃないかと思えてきました。
もうホント頑張ります。次のアプリでちょっと楽させてあげる程度に稼ぎます。
コメント