最近はずっと開発に追われてブログはもちろんプライムビデオもなかなか見れてませんでした。
が、子供もちょうどお昼寝してるし、開発もずっと詰まってた部分が解決して気持ちが少し楽になっていたタイミングだったので、妻とコーヒーでも飲みながら見てみました。
「ドラえもんのび太と夢幻三剣士」です。
もう20年位前の作品ですよ。
当時は小学生くらいだったことを記憶してますが、地上波で放送されたのを録画して何度も繰り返し見てた気がします。
割とストーリーとか覚えていたので、特に目新しい発見なんて期待してませんでしたが、妻が見たことないということと、やっぱり面白かった・ワクワクしたという経験があったので見ることにしました。
そもそも声優が変わる前ですし、やっぱりこっちの声の方が合ってる気がするなぁと思いながら、子供の頃と親になってからでは感じ方が結構違いました。
そんなわけで、役に立つわけでもありませんが感じたことをまとめてみます。
ドラえもん甘すぎワロタ
ご存知の通り、のび太が失敗や悔しい思いをすることでドラえもんに泣きついて道具が出てくるという展開です。
今、改めて見てみると、ドラえもんがのび太に対して甘すぎて笑えました。
確か、ダメなのび太を更生させる為に未来から来てたはずだったような。
しかも途中から自分も楽しみだして、完全に悪友になってるあたり、のび太に悪影響しか与えてない気がしたのは子供の頃には一切感じなかった印象です。
マジでのび太の将来を考えるなら、ドラえもん帰った方がいいよ。
そりゃ道具を買う為に、のび太に使わせて視聴率稼いだり、いろんなところに顔出してキャラクター使用料で稼ぎたい気持ちもわかるけどさ、目的忘れてしまってるよ。
でも、こんなドラえもん見たくない!
かといって、ドラえもんがのび太の教育の為に道具を出し渋るのは見たくない。
のび太が泣きついてきたら、だらだらと説教したり、出そうか辞めようかと葛藤で苦悩するドラえもんを何十分も見続けるのは耐えられないでしょう。
野球のアニメとかで1球投げるのに1話とか消費したりするあの展開ですね。
思いっきり演出を長くした上で、道具が出かけたところで回想に入って、なるほど分かった。ドラえもんがここまでこの道具を出し渋る理由が十分に分かったというところで、やっと回想から戻ってきたと思ったらハイ終わり。
こんな鉄板な展開をドラえもんでやられたらまず視聴者は逃げる。
きっとドラえもんが甘いのは、背景にいる大人達の勝手な都合の関係でしょう。
やっぱ道具ありきなドラえもん
タイトル名を出しておいて、全く内容に触れないのもあれかなと思ったので、1つ思ったことを挙げておくと、やっぱりドラえもんは道具あってなんぼなんだなということです。
夢の中で、のび太が無双するわけですけども、途中でドラえもんが道具を使って楽をしようとするので、注意したわけですね。
それで反省したドラえもんも四次元ポケットを夢の中に持っていかないようにしました。
が、現実を夢を入れ替える隠しスイッチなるものを押した影響だとは思いますが、使えるものはガンガン使うスタイルに。
最終的には、道具がなければ詰んでいたわけですけども、やっぱり道具が物語に絡んでくるあたりがドラえもんなんでしょう。
きっと、道具なしでも面白い物語になったと思いますが、道具を楽しみにしている方々のニーズを汲み取った展開になっているんだと思います。
少し話が逸れますが、名探偵のコナンが次第に映画の中で一流スタントマン並みのアクションをこなすようになったかと思ったら、数年後には人間を超えてたアクションをこなしだすのも、こういったニーズに応えているからなんだとドラえもんを見て納得できました。
まとめ
どうしても大人になってから見ると、突っ込みたくなる場面は多々あります。が、それでも楽しめるのがドラえもんの魅力なのかもしれません。
しかもドラえもんを作っているのは当然大人なわけですが、子供目線で作品を作れるのは本当にすごいことだと思います。
見る方は気楽ですが、作る方は生活掛けてますからね。子供に受ける作品ってもしかしたら大人は面白くもない可能性だってあります。それを大人が本気で作るのって結構勇気が必要です。
自分もアプリを子供向けに作ることは可能ではありますが、何が面白いと感じるのか分かりません。
それでヒットする作品を生み出すのは相当困難なので、過去の記憶を呼び起こしたり、研究しないと難しい分野な気がしてます。
というわけで、昔好きだった映画を見るのもなんだかんだ言って発見があるので、暇を見つけてみていきたいと思います。
ちなみに、ドラえもんやクレヨンしんちゃんの映画はプライムビデオでかなり網羅されているので、fireTVstickがあるとかなり快適に観れます。
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