モーニングが無料!!元町珈琲のキャンペーンが面白い!

公開日: : 最終更新日:2015/08/02 ライフハック, 仕事

先日、新聞はとってないんですけど、間違ってポストに投函されていて、たまたまそのチラシに目を通していたら元町珈琲の広告に目が止まりました。

一瞬目を疑ったんですが、

無料大試食会!

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なんとドリンク・プレミアムモーニングが無料!

でもなんか裏があるに違いない!

先日こんな記事を書いた手前、かなり疑って広告をくまなく確認しましたが、条件は日程と時間のみ。

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むしろ誤解を招かないよう凄く親切に説明されたチラシで好感度持てる。

「よし、じゃぁ行ってみるか!」

ということで、7月の10(金)、13(月)、14(火)と3日間行われるんですが、

 

3日間とも行きました!

しかも一番単価の高い本来610円飲み物を頼んで、会員登録で貰えるドリップコーヒーとメルマガ登録で貰える400円相当の食パン1.5斤まで頂いてきました。

 

ほんと乞食根性の固まりでごめんなさい。

 

前置きが長くなりましたが、言いたいことはこんなことじゃなくて、このキャンペーンってどうなんだろうということです。

無料で提供されるものがこちらです。

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ちなみに店に入るにも大行列なので店内でゆっくり長居もできないし、十分満足できるクオリティなので追加注文は期待できません。

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つまり、売り上げ0円なわけです。

でも原価と人件費などが発生してるわけで、壮大な赤字祭りのはずですが、ここまでする意図を考えてみました。

 

狙いは広告!

好き好んで損失を出すお店なんてありません。この赤字は投資としての意味を持っていると思います。

分かりやすくいうと広告宣伝費として考えてるのが普通ですね。

無料なら行こうとする名古屋人の乞食精神をくすぐり、一度足を運ばせれば今後のお客さんとして見込めるというのが狙いでしょう。

何せ競合が多い喫茶店ですし、名古屋でコーヒーと言えばコメダ珈琲が幅を利かせている市場なので、シェアを奪うには一度来てもらって、「コメダよりいいじゃん」って感じてもらうことが一番効果的です。

それで、こういったキャンペーンを開催したというのは頷けると思います。

とは言ってもテレビ、チラシ、Webなど色んな媒体がある中で、あえてのお店主体の広告手法。

一体どれほど効果的なんでしょうか?

 

どれくらいの赤字か?

広告として善し悪しを考えるにはまずどれくらいコストがかかるかというのが大切です。

一度もアプリで広告をうったことのない私ですが、それくらいは分かります。

で、お店の人も本部レベルしか費用までは把握できていないと思うので、推論してみました。

 

■材料

  • 実施期間は3日間で開店7:00〜9:30に来店した人が対象
  • 最初から最後まで行列ができていた(ピーク時は少なく見積もっても60組は並んでいた)
  • 最後尾からテーブルに案内されるまでだいたい1時間

このことから、このキャンペーンにきた人数を割り出してみると

60(1時間に来店する組)×2.5(実施時間)×3(実施日数)

で求められるので450組が集まってきたと考えられます。

ちなみに1組がお一人様から老夫婦、主婦集団とバラつきがありますが、平均して3人くらいかなぁという体感なので、人数に直すと

450×3で1,350人ということになります。

 

そして、肝心な1人あたりの費用ですが、通常のコーヒー1杯でも利益は出るようになってるはずなので、最安値の420円以下。どれくらいかは結局想像するしかないのですが、人件費など諸々含めて200円くらい。(※昔、某大手コーヒーチェーン店でアルバイトしていた妻からの情報を頼りに割り出してます。)

ただこれはあくまで通常時の費用。

今回はモーニングでも全員プレミアムの方だし、ドリンクも単価の高いものを頼む客が圧倒的に多いはずなので原価分を足して+100円くらい。

それと、大量の客に対応する為に、店員も10人(通常のお店の繁忙時間帯の2倍くらい)はいたので、さらに+100円でしょうか。

 

合算して一人あたり400円の費用が掛かってるとして1,350人なので、赤字はおそらく

54万円!

店員からしたら忙しく働いてもお店は54万円の赤字!客が来る程赤字!

凄いですね。

 

機会損失もある

費用だけ考えてましたが、このキャンペーン実施中は通常の売り上げも逃してしまいます。

何もしらずに来店した客がなんだこの行列はと引き返す姿もありました。

朝の時間帯はそれほど売り上げが伸びる訳ではないとはいえ、結構痛いですね。

売り上げとして3万くらいでしょうか?利益は60%として2万円弱。

あと忘れてましたが、このキャンペーンを知ったきっかけが新聞の折り込みチラシだったので、その分を付け加えるとプラス5万くらいですかね。

先ほどの金額と合算してだいたい60万円くらいになると思います。

 

意外といい広告なんじゃないか?

ちなみに他の広告を使った場合の費用は、媒体によって料金の形態が違ったり、規模や期間によってもバラつきがあるので一概には言えませんが、例えばテレビだったら地方局のゴールデンタイムで、15秒1ヶ月で20万〜100万らしいです。

雑誌に掲載するのも少なくとも50万、相場は100万くらいは当たり前の世界なので、広告費として捉えれば割とコスパの良いキャンペーンなのではないでしょうか?

その他にも、店に足を運べる範囲の人に強くアプローチできるということや、一度店に来てもらうと一定数のリピーターは確保出来るはずなので効果も期待できそうです。

 

最も客目線なのがいい

仮に、全ての広告が同じ費用で、同じだけの効果があったとしても、今回の方法であれば客が得するというのが一番いいなと思います。

テレビも新聞や雑誌でも、広告代理店に一定のお金が入る訳で、客は何も特しません。

しかし、このやり方ならば、広告代理店に払うお金を客に投資することができます。

広告代理店は極端なことを言えば必要ない訳なのでお金の使い道としては正解な気がします。

 

まとめ

この記事の大半を書き終えた後にレジの方に確認したのですが、最終日の午前中で400人の方が来客されたそうです。

推論は割と良い線いってるみたいです。

そして、3日間も行った全体の感想ですが、いいお店だというのが良く分かりました。

お店も広くて分煙もしっかり空間が区切られてるし、クソ忙しいはずなのに接客もお腹も満足だし。

3日間行ってしまったという引け目なしに、また行こうかと思えました。

作業するのにカフェとか行くのでちょうどいいんですよね。

果たしてこのキャンペーンが成功するのかどうかは私には分かりませんが、こういうことやってくれるお店がもっと増えるといいなぁと思います。

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