独立したけどやる気がでない?私が経験したモチベーション維持の秘訣!

アプリ

先日、気になる記事があったので思わずリツイートしてしまいました。

私はもともと仕事にやりがいを感じていなかったし、会社員に向いていない性格だと自負しているので、戻りたいと思ったことは本当に一度もありません。

が、会社を辞めたものの、やる気がどうにも起きなかった時期というのは私にもあったので共感しました。

こんなんでいいのかなーって思いながら、やる気がないのに無理矢理やっても効率悪いし。なんて心の中で言い訳しながら過ごしていた時期が確かにありました。

ちなみに今はというと、安定してやる気があります。

多少の波はありますが、仕事に対してのモチベーションは高い水準を維持出来ています。

どうして変わることができたのか?今回はこの気持ちの変化について書いてみようと思います。

やる気の出なかった時期

私が経験したやる気の出なかった時期というのは会社を辞めてから半年くらいの期間でした。

まだ色々と考えもまとまっていなかった時期でもあって、とりあえず出産を控えた妻と産まれてくる子供のことを最優先に考えて会社を辞めていたので、独立するか、はたまた再就職するかわからない状態でした。

かといって仕事はアルバイトレベルの受託開発とかしていて、多少の収入はありましたが本当に小遣い程度。

でも同時に失業保険を貰っていたので、早く安定した収入を確立させないとヤバいなぁと思いつつ、普通に生活できる程度の入金はあってヌルヌルしてました。

ちなみに、この時にはアプリ開発を軸にしたいという思いはあったので何やら作り始めていました。

それが後の「草野球チームを作ろう!」なんですが、そりゃもう開発が進まないことがしょっちゅうありました。

ひどい時には数週間フォルダを開かないってことも。

一つの転機

そんな状況の中、受託の仕事をとってきてくれていた人と考え方の違いから言い争いをしました。

言い争いといっても、元々知り合いというわけじゃなかったので、腹を割って話した感じですが、そこで私のやってることは中途半端だと言われました。

アプリ開発を軸にしつつも、受託や他人のプロジェクトに頼ろうとしてる状態だったので何処かで甘えてる自覚はありました。だからこそ耳が痛かったです。

結果的にその一言でハッとして受託は受けないようにしたのですが、まだ貯金もあるし、まだ失業保険も貰えてるし、何というか先がないのは分かってるのに危機感はイマイチありませんでした。

受託を切ったことで、以前よりは開発が進むようにはなりましたが、やっぱり大丈夫かなぁなんて思いながら過ごす日々は変わりません。

セーフティネット終了

そうこうしている内に失業保険も貰えなくなりました。

いよいよ収入が途絶えたところで、ちょうど確定申告の時期でもあったので、申告のついでに開業届けも提出。

作ってたアプリも何とかリリースできました。

これで当分の活動資金が稼げるぞ!

・・・

で、月末。

さて、どれくらい売り上げいったかなー。

いち、じゅう、ひゃく、せん・・・、いちまんえん!

・・・

うわぁ、私の月収低すぎ!

てか冗談言ってる場合じゃない。笑えない!

マジで食っていけない。

セーフティネットがない今、唯一の頼みの綱だったアプリが不発!

この状況に置かれて、初めてグサっと胸に突き刺さる感じがありました。

そして自分の中で何かが切り替わりました。

アプリ開発で食っていく

もう、これで食っていこうと決めました。

上手くいくかどうかとかじゃなく、腹を括ろうと。

全てを賭けて初めてわかることもある。

こうなったら貯金が尽きるその時まで必死にもがいてやろうと。

といっても、月1万なら10本リリースしたら10万や!的なヤケになってた部分もあります。

それこそ厳しい業界だと実感できたので、さっさと撤退して別のことするか再就職しても良かったのですが、やっぱりアプリ開発がしたいという気持ちを捨てきれなかったのが大きいです。

こういう状態になってくると、1日1日が凄くありがたく思えるようになりました。だって開発者でいられる時間も限られてる。

そこからというもの、未知の領域だったAndroid向けに「AndroidStudio」とjava言語を覚えて3ヶ月でAndroid版をリリース。

不具合と闘いながらも、利益を最大限にする為に広告の試行錯誤。さらには数年使ってきた「Xcode」とObjective-c言語、覚えたばかりの「AndroidStudio」とjava言語を捨てて「Unity」とC#に移行して続編の制作に着手。

ついでといったらあれですけど、このブログも開設してほぼ毎日継続して何か書いてます。

モチベーションは維持するもの!

最近なのかどうかわかりませんが、モチベーションという言葉をよく聞くようになりましたが、モチベーションは上がったり下がったりするものではありません。

そのまま訳せば「きっかけ」や「動機付け」なので、モチベーションとはいかにその時の気持ちを維持するか?ということになります。

その「きっかけ」が自分にとって大きなものであるほど、当然ながら維持しやすくなります。

私の場合、セーフティネットがなくなり、1本目のアプリで稼げなかった。生活していけない!それが「きっかけ」になって、アプリで勝負したいという気持ちを持ち続けられています。

さらにこの気持ちをどう維持するかというのはまた長くなるので、この記事では割愛しますが、仮に、何もしなくてもお金が入ってきていたり、運良く1本目で大ヒットして働かなくても良いだけの収入を得てしまったら、気持ちが何処かに移っていたかもしれません。

まとめ

独立したけどやる気がでなかった方は私だけでなく意外といるんだと安心する一方、そんな状態を打破する為には捨て身でやってみるくらいの覚悟が必要だと助言したいです。当然、人それぞれなので最善の方法だとは限りません。

ただ、全てを賭けて失敗したとしても、死にません。死ねません。どれだけ借金抱えても、自己破産できます。人生やり直せます。

どれだけお金に困っても生活保護なんていう世界最強のセーフティネットもあるわけですから人生の底なんてたかが知れてます。

ただ、家族がいる場合は理解が必要になるので難しいですが、支えてくれる部分や自分にとって良いプレッシャーになるので頑張るきっかけになります。

偉そうなこと言える立場でもないですが、くすぶってる方の参考になれば幸いです。

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