今は専業という形でアプリを開発している私ですが、もともとは勤めながらアプリを作っている時期もありました。
つまり副業としてやっていたわけですが、なぜアプリ開発を副業に選んだのかというところを書いてみたいと思います。
また、その経験から、これから副業を始めようと考えている方に大事にして欲しいことを挙げてみましたので参考にして頂ければ幸いです。
アプリ開発を始めたわけ
まず私がアプリを作ろうと思ったきっかけですが、お金を稼ぎたいという意識はあまり強くありませんでした。それよりもアプリ業界への興味が強かったです。
また、ちょうど転職を決めた時期で1ヶ月の空白があり、自宅で何もしないよりはと思い、思い切ってMacを買ったのが始まりでした。
その時に考えていたことがこの3つです。
iPhoneが好き
初代iPhoneのころから興味があり、契約しようとするもクレジットカードを持っていなかったが為に買えなかった思い出があります。
結局初めて手に入れたiPhoneは3GSでしたが、安売り情報を嗅ぎつけ千葉から横浜まで買いに行くほどでした。
それだけiPhoneが好きでした。
こんなアプリが欲しい、なら自分で作ろう
便利なアプリは既に色々リリースされていましたが、まだツール系にも定番と呼ばれるものがないような時期でしたので、欲しい機能は自分で作ればいいんじゃないかと考えてました。
PCレベルのネット端末を気軽に持ち運べるということに可能性を感じていたので、アイデアはたくさんありました。
プログラムができた
大学でC言語を学び、会社に入ってからはC#、VBを触っていたので、プログラミングに対する抵抗はありませんでした。
職種は一応システムエンジニアでプログラマーではなかったのですが、基本的な知識は持ち合わせていたつもりです。
iPhoneアプリを作るには『Objective-c』を覚えることが必須でしたが、何とかなると思ってました。
それで、副業としてどうだったかというと、当初は全く稼げず、1作目での収益はほぼ0でした。
2作目の2ch系アプリを有料で出して、やっと1週間に数本のコーヒーが飲めるくらいのお小遣いを稼げるようになりましたが、はっきりいって副業として成り立っているのか怪しいレベルのものでした。
でも結果的には専業にしたわけですので、間違ってはいなかったと思っています。
副業するときに優先するべき要素
私の場合は、何となく導かれた感じがしてアプリ開発を副業にしましたが、それでも客観的に考えると大事な要素は抑えられていたんじゃないかと思います。
その大事な要素は自分はこう考えています。
興味があるか
ネットで副業と調べると、美味しそうなお話が転がっています。いわゆる情報商材ってやつですが、それに食いつく人はビジネスに向いていない人かなと思います。
何故なら、一番大事なのは「その事業に興味があるか」だと思うからです。
稼げるから副業するというのも間違ってはいないですが、その根底には興味がなければ続きませんし、稼げません。
逆に興味があれば、今やレッドオーシャンと呼ばれるアプリ開発をするのも良いと思いますし、YouTuberとしてゲーム攻略や商品レビューしたりするのも良いと思います。
好きなことで何か発信していれば、誰かに必ず伝わります。そしてきっとそれがお金になります。
今後役に立つか
副業といってもたくさんの種類がありますが、今後に繋がる可能性のあるものにした方が良いと思います。
アプリ開発はプログラミングが出来るようになるので、ゲーム会社に転職する意思があるなら良いと思います。
YouTuberになっても話すスキルや動画編集スキルが磨かれますし、ブログやアフィリエイトでもライターとしてのスキルが身につくので、今後そういうキャリアを考えているのであればプラスになると思います。
逆に、ただ看板もって座ってるだけとかのお仕事だとお金以外得られるものはないので考え直すべきです。
どれだけ時間を必要とするか
これは言わなくても誰もが考えることなんですが、本業に支障が出ないものにしないといけません。
副業といえど、自分で時間をコントロールできないものは注意が必要です。
例えばテニスが得意ならテニスコーチという副業も可能ですが、拘束される時間が多い上に融通が利かない職種ですので、会社勤めながらでは難しいです。
今持っているスキルを活かせるか
時間にも関係してきますが、今できることを副業にするとスムーズに稼げるようになる可能性は高いです。
ただ、それが必ずしも良いとは思いません。
新しく身につくスキルはその分少なくなるわけですから、稼げなかった時に自分にプラスとなって残るものがないかもしれません。
その失敗自体も良い経験にはなるので、この辺りはご自身の価値観で判断した方が良いと思います。
稼げるか
最後に、やはり稼げるかというのは考慮する必要はあります。
いくら今後の為と考えても、稼げないのはモチベーションにも影響しますし、そもそも稼げない分野のスキルを磨いても活かされる機会が少ない可能性があります。
ですので、ある程度の稼げる算段は必要です。
だからといって稼げるからという理由だけで選ぶのはもちろんNGです。
よく情報商材をアフィしてるブログは、いくら儲けたかを全面的に押し出して煽ってきますが、仮にその動機で始めてもきっと失敗します。
まとめ
ブログやアフィリエイトは家で自由にできたり、参入が簡単だったりで、副業の代表的な例になるのも頷けますが、そこに興味や向上心がなければ成功は難しいと思います。
アプリ開発も副業として注目されているとは思いますが、ブログ等よりは投資やスキルが必要なので、より強い気持ちが必要になってくると思います。
ちょうどそこに興味がある人は良いのですが、だいたいの人はそうではないので難しいですね。
ただ、自分には特に興味あることもないし、得意なこともないし、副業無理だと決めつける必要はないです。既存のビジネスに縛られる必要性がないからです。
少し工夫すればお金に繋げられることはたくさんあると思うので、普段からビジネスになるものを探しながら生活してみると、新たなアイデアが浮かんで、もしかしたら人生が変わるかもしれません。
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