横の繋がりっていうのは、簡単にいうと同業他社との繋がりですね。
アプリ個人開発の界隈では、全国・海外から開発者が集結するようなイベントから、小規模な飲み会でも様々な場所(主に東京)で開催されていたりしました。
(アイキャッチ画像は古に開催されていた伝説のイベントのものです)
それに対して馴れ合いなんて言ってる人もいたみたいですが、自分はこれらのイベントに極力参加して横の繋がりを作れたことが、今に繋がっている最大の要因だと思ってます。
もし名古屋で1人籠もって開発していたら、間違いなく今は開発者じゃなく一介の常駐SEとかになっていたんじゃないかと思います。
というわけで、横の繋がりが重要なわけを挙げていきます。
情報共有ができる
情報共有っていうとかなり安っぽく聞こえるので好きじゃないんですが、具体的にいうと、どういうアプリがどれ位ダウンロードされるとか、どういうアプリが収益になりやすいとか、広告会社はどこがいいとか、逆に悪い噂なんかが聞けたり最前線で活躍してる人がこれから何をしようとしているのか、何を考えているのかを知れます。
これを知っているのと知らないのとでは雲泥の差がつきます。
でもここで挙げた内容はそう簡単に教えてもらえるわけじゃないですよ。
関係もできていないのにいきなり聞くのはやっぱり失礼だと思うので、頑張って好感度を上げてください。
裏技は、お酒の力を借りることなんですが、自分も聞いたことを忘れてしまいます。
仕事がくる
アプリをリリースしていれば変な営業メールとかDMはたくさんくると思いますが、ちゃんとした仕事は人伝に来ることが多いです。
有名な開発者であればメール等でも連絡が来ると思いますが、そうじゃない場合は、大抵は誰でも良い(=搾取)案件です。
慣れてくればすぐに判断できると思いますが、そういうものは検索でひっかかった他の人にも、同じ内容のメールなりDMなり送っていると分かるので、速攻でゴミ箱にぶちこんで問題ないです。
ちゃんと「この人」にお願いしたいというお仕事は、ググる時みたいに「開発者」で頭の中で検索され1人か2人くらいに絞られるんです。
仮にその1人か2人に選ばれなくても、その開発者が紹介したり探すのを手伝ったりするパターンもあって、その時に強いのが横の繋がりです。
さらに言うと個性があるとより強くて、例えば「開発者 野球」といった感じに検索されれば、日本中の人が「ふるあぷ」を思い浮かべる(言い過ぎ)のと同じように特色があると良いと思います。
強みだけじゃなくても、今お金がなくて困っているとかそういう状況でも何かあった時に助けてもらえる確率が高くなるので、自分のことを他の開発者に理解してもらうことは重要だったりします。(無論、乗り越えられた時は何かの形で恩返しした方が良いと思います)
過去には人気YouTuberからコラボしたいという案件があって誰か良い人いないか?という話しがあったとかなかったとか……(細かな話しの真偽は不明です)
フォロワー×フォロワー
例えばTwitterのお話し。これは生々しい話しなのであまりしたくないんですが、有名な開発者にフォローしてもらえるというのは、物凄く価値があることです。
例えばリリースの告知をリツイートしてもらえれば、それだけ多くの人に届けられます。しかも無料で。
でも、有名な方も無尽蔵にフォローを返していればタイムラインが大変なことになるので、何千何万フォロワーの方でもフォローしているのは多くて数百人だったり。
フォローしてもらうのは難しい……
そこで、大切なのが実際に会うことです。
何かのコンテストで入賞したりテレビに取り上げられたりして知名度を上げるより、その人が参加するイベントに突撃して、名刺交換する。こっちの方が圧倒的に簡単。
ちなみに自分も最初は知り合いが誰もいない飲み会に突撃し、有名な方と名刺交換したいけど、その人は常に人の輪の中にいるのでお話しすらできなかった記憶が蘇りました。
チョコ渡せなかった乙女か!!!
と今では思ったりしますが、ドサクサに紛れて交換するよりは、ちゃんと向き合ってお話しもできたりした方が良いので結果的に良かったとは思います。
(後日のイベントで名刺交換して頂けました)
あと、自分はたくさんの方にフォローして頂き大変光栄なのですが、有名かといわれれば違うと思うので価値云々の後に言うのもアレですが、お会いした方は基本的にはフォローさせて頂いています。
それと個人的な感覚ですが、フォローされていれば必ずリツイートしてくれるわけではなく、応援の意味合いが強いのでちゃんとした横の繋がりがあった方が拡散してくれると思います。
だから相互フォローでも実際に会っていた方が強い。数字が多ければ良いってわけじゃない!
まとめ
横の繋がりが重要と言っておきながら、この1年で飲み会すら開かれない状況なので、難易度でいったらハードです。
それでも、中にはお会いしたこともないのに自分の知見や経験を全て駆使してご意見させて頂いたりするくらい信頼している方もいるので、お会いしなくても繋がりは作れると思います。
(逆にお会いしたこともないのに自分を頼って頂けることが有難いし凄い)
今回挙げた内容は当たり前といえば当たり前の内容ですが、分かっていない人もいると思うので敢えて書いてみました。
今後の活動で意識してみると活路が見えるようになるかもしれません!
余談で、真面目な方法しか紹介しませんでしたが、釣りバカ日誌のように趣味が一緒で社長と平社員が仲良くなるみたいなパターンもアリだと思います。
そう考えると開発者と親睦を深めるなら一緒にやってるゲームで上手くなることも重要なはず!!!
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