普段こちらのマウスを使用して仕事してます。
かれこれ5年は使い続けている代物ですので、もしかしたら寿命はとっくに過ぎているような気もしますが、このマウスだけで7,000円くらいもしたんですよね。
買った時は独身で特にお金の使い道もないと思ってたし、何より仕事で使うものだから良いものをと買いました。
それが今となっては、勿体なくて捨てられない!!
とても使いにくいことになってるのに・・・です。
で、何が使いにくいかというと、チャタリングが凄いんです。
マウス自体は手のフィット感や操作性など申し分ないわけですが、シングルクリックしたのに、何故かダブルクリックになったり、ドラッグ&ドロップしようとしたら途中で落っこちちゃったり。しかもそれがどこかのフォルダの上だと行方不明になるしで大変。
なんとかしないと仕事もままならないと思い、思い切って自分で修理してみました。
ちなみに購入してから3年以内ならロジクールが何とかしてくれるのですが、私の場合はとっくに過ぎてますからね。仕方ないのです。
何が悪いのか?
修理しなくてはいけない部分は一つ。クリック部分のスイッチ。
おそらく接触が悪いか何かで、クリック中でも信号が途絶えてしまっている可能性が高い。
なので、先人たちの記事も参考にしながら最小限の分解で済むようにしました。
もし、同じ症状で困っている方がいたら参考にして頂ければと思います。
もちろん、この記事を参考に分解して、いかなる事態に陥ったり、何かのいざこざに巻き込まれたりしても私は責任とりませんからね。自己責任ってやつで頑張ってください。
用意するもの
とりあえず買ったものはこれだけ。
紙やすり(600)
600でもまだ粗い気がしましたが、問題ありませんでした。
あとは、分解に必要な特殊なドライバーが必要です。
トルクスドライバーというもの。サイズはT5かT6あたりのものがあれば大丈夫です。
このドライバーはMacのSSD換装で使ったものがあったので、改めて購入の必要はありませんでした。
ちなみにiPhoneを分解するにはT2という小さなものが必要なので注意です。
準備は以上。早速分解に取り掛かります。
分解!
作りもシンプルなので、とても簡単です。
マウスの裏にあるラバーを外し、
4箇所のネジをトルクスドライバーで外します。
電池入れに手を突っ込みながらカバーを外し、
カバーと繋がってる配線が邪魔なので抜いておきます。
問題のスイッチ部分がここ。
小さなマイナスドライバーで基盤とスイッチ部分に潜り込ませ、端の爪を起こしながら上に持ち上げるとスイッチのカバーが外れます。
このカバーの横にある白い部品は無くさないようにしましょう。クリックできなくなります。
むしろカバー外す前にセロハンテープか何かを貼っておくと組み立てがスムーズになると思います。
こんな感じに。
肝心のスイッチの根幹部分はこうなってました。
この金具は引っ掛けてあるだけなので、取れても戻すことができます。が、面倒なので構造をよく確認してから外すことをお勧めします。
ちなみに、準備しておいたサンドペーパーで接点部分をスリスリして逆の手順で組み立て直しました。
左クリックだけでなく、右も少し調子悪かったので同じようにスイッチ部分をスリスリしましたが、所用時間は合計で30分くらい。
スイッチのカバー外しと金具の取り付けに時間を持ってかれるので、不器用な人は倍以上かかるかもしれません。
修理の結果は?
クリックの調子は抜群によくなりました。
これでこのマウスもまだ数年頑張ってくれそうです。
色々調べる中で、ロジクール製マウスは静電気を帯びやすいともありました。確かにクリックだけでなく、動きが怪しいときがありますが、これは電池を抜いて10秒くらいクリックしてると治ります。
無線だからというのもありますが、こういうのは一長一短といったところでしょうか。
まとめ
ロジクールの最上位のマウスだったはずなんですけど、スイッチの作りが思ったより安っぽいというか、何というか。
内部・マウスの外見・製品の箱という順番で豪華になっていくのは、商売してるなぁって感じがします。
そして、次マウス買い換えるとしたらどうしよう。Apple製のマウスにするか、MacBookProに採用されてるMagicTrackPadも捨て難いですし、なんだかんだロジクールもボタンたくさんついてたりして使いやすいので迷います。
あ、でもこのマウスをまだまだ使い続けますからね?買い換えようなんて思ってないですから。
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