嫁ブロックという言葉があるらしいです。
転職活動において、嫁の一声で白紙に戻ってしまうという、企業の採用担当者が使う業界用語とのことですが、転職市場が拡大している今、浸透してきている言葉のようです。
こちらの記事にも取り上げられており、嫁がどうしてブロックするのかが書かれています。
男の挑戦くじく「嫁ブロック」とは 「妻の反対で内定辞退……」 業界用語からみる夫婦の新たな関係
これを読んでみて、はっきり言って苛立ちを覚えました。
夫の仕事より自分のランチの方が大切なのか??
夫が夢を追いかけて勇気を出そうとしているのに、嫁の見栄・体裁・人間関係で潰されていく。
夫を自分の道具か何かと勘違いしているんじゃないかと。
年収下がるなら自分がその分稼げばいいし、見栄を張りたいなら全力で夫をサポートして独立なり出世させればいい。
生活の為とか稼いでもいない会計をしている事務員が言う言葉ではありません。
壁を壊せない夫も志が低すぎる!
嫁がダメといったから。
それで内定辞退するとか恥ずかしすぎます。仮に年収下がって生活が苦しくなることを理由にしたとしても、転職活動する段階で家計を把握できていない時点でよろしくない。
本当に転職する気があるなら、転職することのメリットや今の会社に留まるデメリットをしっかりと訴えるべきで、妻を説得できないのは単に志が低いだけです。
仮にやりたい事を仕事にしたくて、それにリスクが伴うならば、それを理解してもらった上で協力してもらえるよう妻を説得してください。
みんなが転職するからとか、このままじゃダメな気がする。程度の理由では嫁もダメと言いたくなるでしょう。
家族がいたとしても、自分は自分です。自分の人生をいかに良くするかはあなた次第だということを忘れてはいけません。
転職する人はできる人?
私が在籍していた会社では、辞めていく人は「できる人」という印象が強かったです。
当然そうでない人もいたり、できる人でも残る人もいるので、あくまで印象に過ぎないのですが、転職を決意するということはそれだけ世の中のことや自分のことを自分の頭で考えている証拠でもあるので、それが普段の仕事にも生きていたと考えられます。
恐らく、他の会社でも同じ現象は起きているでしょうし、会社側も人材流出に頭を悩ましていることでしょう。
例え転職する人が多いからといって、手を繋いで同じ会社に行けるわけではないですし、誰だってある程度の覚悟はできているはずなので、夫が転職したいと言い出したということは、できる側の人間かもしれません。
また、転職したいと思うほど、今の職場に居るのが苦痛だと感じているのかもしれません。
それを今の収入やステータスに拘って無下にしてしまうのは、ゆくゆく鬱になってしまったりすることにも繋がりかねないので、夫の主張にもしっかり耳を傾けてあげたほうがよいと思います。
まとめ
嫁ブロックはブロックする方にもされる方にも問題はあると思いますが、転職は抱えている問題を一気に解決する力を持っていたりするので、しっかり考えて転職するのであれば、リスク以上のメリットがあると思います。
必ずしも転職や独立した方が良いとは言えませんが、嫁の鶴の一声で白紙になるようなことはなくなってほしいです。
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