個人でアプリ開発をする場合は、プログラムだけでなく企画もしなくてはいけません。
当然作りたいものを作ればいいわけですが、生活がかかっているので、「売れる」ための仕組みや、「収益」へ繋げるという要素も必要になってきます。
つまり、そういった調査も必要になってくるわけですが、その調査というのが、「アプリで遊ぶこと」なので、もう趣味なのか仕事なのかわからなくなります。
ただ、私はアプリを作ることは好きでも遊ぶことはそれほど好きじゃないので、あまり嬉しい話しでもないのですが、改めて重要性を感じたのでまとめてみたいと思います。
ちなみに、他人のアプリで全く遊ばないという開発者の方もいらっしゃるみたいで、先日のイベントでもいらっしゃいました。
アプリ製作の参考になる
まず他の開発者のアプリを遊ぶことで、参考になる点が多いです。
具体的に挙げてみたいと思います。
ボリューム
個人開発者といえど、やろうと思えばいくらでもクオリティを挙げられますし、凝ったアプリも作れるのですが、当然その為の費用も必要になるのでバランスの目安になります。
また、企画段階でやりたいことを詰め込み過ぎると、開発が大変になって一向にリリースできないということも起こってしまうので、個人で開発されたアプリを参考にすることで、個人に見合った開発期間に抑えられることが多いです。
広告の見せ方・出し方
広告は個人開発者にとっても収益に直結することなので、切っても切れない存在です。
しかし、ユーザーにとっては邪魔なものなので、いかにストレスを与えず見てもらうかが重要です。
単に広告を出しているだけでも良いですが、良いアプリはそのように工夫されているので真似るだけでも効果があります。
売れる理由
ランキングを駆け上がっているアプリを遊ぶことで、何故ヒットしているのかを知ることができます。
Twitter等、口コミで広がりやすい仕組みにしていたり、やはりゲーム自体が面白かったり話題性があったりと、なんらかの理由があります。
もちろん、パクってはダメですが、しっかり分析して自分のアプリにその要素を組み込むことで売れっ子開発者の近道になります。
例えば「すばらシティ」という話題になったアプリも、「Threes」という有名アプリを参考にしているみたいですが、両方を遊んでみると、全くの別ものですがどこか共通点があるように、上手く参考にすると良いアプリが生まれやすいです。
コミュニケーションに必要
アプリで遊ぶことは、アプリ開発の参考になること以外に、コミュニケーションでも重要です。
といっても、開発者同士に限られますが、先日のイベントでもアプリで遊んでいるかどうかで大きく違いがありました。
知っているアプリであれば、どうやって作っているのか?など具体的な質問ができますが、そうでないと触り程度しか聞けません。
せっかくの機会が勿体ないので、一通りは遊んでおいた方が有意義な時間になると感じました。
開発者同士でなくても、面白いアプリを知っていれば、友人に紹介できたりするので、人気者になれるかもしれません。
まとめ
アプリで遊ぶことはただの趣味に見えますが、実はとても重要な仕事です。
「ミイラ取りがミイラになる」という言葉通り、開発者がそのままゲームにはまって開発できなくなることもあるので注意は必要ですが、たくさん遊んでいた方が、良いアプリが作れると思います。
そういう意味では、今開発しているアプリは既にミスってます。やりたいことをベースにしているので、ボリュームが膨らみすぎて開発がとても大変です。いつリリースできるのやら。
きっとたくさん遊んでもらえると信じて今日も開発に励みます。
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