最近は大学からの友人によく相談?されることがあるんです。
キャリアの一環で中国・インドネシアに1年研修に行けるチャンスがあるらしく、それに手をあげようかどうかを、気持ちが高ぶる度に連絡がくるわけです。
私自身、独立という選択をしてる身からしたら、『死ぬわけじゃないし、行きたいなら行けば?』と毎回背中を押してあげてるのですが、翌日にはテンションが下がり結局行動はしない。
というのを繰り返してます。
彼はその会社のトップ営業ですが、結婚して2年目で1歳の子供もいるので、迷う気持ちは十二分に分かります。
しかし、行くのも行かないのも彼の問題ではあるのですが、私は行かないと後悔するんじゃないかと心配しています。
やらない後悔よりやった後悔の方がとはよく言いますが、まさにそれだと思うんです。
どうして迷うのか?
チャンスであるならやった方がいいと誰もが思うのですが、いざ自分の立場になるとどうしても迷ってしまいます。
それは、未来がどうなるのか誰にも予測ができないからだと思います。
今はネット社会で情報もたくさんあり、調べれば何でも分かる環境があります。
しかし、例えどれだけ考えたり下調べしたとしても、予測できない不安はついて回ります。
選択肢の度に、メリット・デメリットを考えてプラスに働く方を常に選択したいと考えれば考えるほど、決断に必要な勇気はたくさん必要になってくるのです。
決断する方法
では、どうしたら決断することが出来るのでしょうか?
決断するには、その為の材料が必要になってくるわけですが、調べたところで材料が増えすぎて判断を鈍らせます。
だから、私が決断に必要な唯一の材料は『ノリ』だと思っています。
面白いと思ったり、やりたいと思ったら行動する。
そして、問題はやりながら考える。
そうしないと、意欲がいつの間にか消えてしまっていたり、面倒になってしまいます。
テニスの松岡修造さんがお店で料理を頼むときは数秒で決めるとおっしゃっていましたが、まさにそれです。
注文を決めるには、値段や量とか考慮すべき点はたくさんありますが、メニューをパッと見て、食べたいと思ったものを決断しているわけです。
ご飯と人生の大きな決断を一緒にするなって感じかもしれませんが、松岡修造さんも親の反対を押し切って高校を編入・中退して海外にチャレンジしているわけですので、こういった経験があっての発言だと重みがあります。
まとめ
後先考えずに行動することは、一見愚かな行動にも見えますが、チャンスをものにするには一番良い方法だと思います。
私も会社を退職するタイミングは、子供が産まれるにも関わらず、収入が途絶える選択でしたので誰にも理解されない状態でしたが、貯金があるのでしばらく困ることはない、再就職という選択もまだ残されている。今やらなきゃもう一生チャンスはないという思いで決断しました。
成功するかどうかはまた別の話しですが、買わなきゃ宝くじは当たらないのと同じで、行動しないことにはチャンスはものにできません。
そして、一番大事なのは『なんとかなる』ということです。
人気脱出ゲーム「DOORS」の開発者の方も同じようなことをおっしゃっていました。
もう再就職は難しい年齢ですが、15年フリーでなんとかなっているのでどうにでもなる気がする。
— ごっぱち[58works] (@58works) 2015, 5月 21
もちろん、アプリがヒットしているからというのもあると思いますが、仮にそうでなかったとしてもなんとかなっているという趣旨のツイートかなと勝手に解釈してます。
もし、今あなたが何かの岐路に立たされているのだとしたら、自分の気持ちに素直になってチャンレンジしてみてはいかがでしょうか?
きっと思っているよりも上手くいくことが多いはずです。
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