「好きなことは仕事にするな」とか主張する人がいますけど、間違いだと思うんです。
『仕事にしちゃうと好きじゃなくなってしまう』のが理由だと聞いたことがありますが、それはちょっと違うんじゃないかなと。
好きなことを仕事にしちゃいけない!が間違っている理由
私がそう思う理由は、以下の2パターンに陥ってるだけじゃないかと考えているからです。
パターン1:実はそんなに好きじゃなかった
これは結構ありがちだと思うんですけど、自分が出来ると思ってる中で好きなことを仕事にしちゃったパターン。
例えば、歌がホントに好きなのに、厳しい世界だからと諦めて、学生時代に取った資格を活かそうとプログラマーになるみたいな感じです。
資格取ってるくらいだから少なからず興味はある。興味はあるけど、苦難に耐えれるほど好きじゃなかったって感じです。
本当になりたい職業(歌手・パイロット・芸能人・女優・映画監督・・・)とか人によって色々あると思うんですけど、やらずして諦めて就職活動した人ですね。
自己分析(笑)やり直した方がいいんじゃないですか?
パターン2:好きなことと関係のある仕事でもやりたいことじゃない
好きなことを仕事にしてると勘違いしてるパターンですね。こう書くとなんか痛い人に聞こえる…
でも結構いると思います。
歌うのが好きでレコード会社に入ったけど、実際やってることはただの営業とか。
で、業界の変な知識だけ身につけて嫌になる。
まぁこれはあるあるかなーと。
つまり何が言いたいかというと、好きなこと仕事にしてると思ってる人でも、やりたいことやってないわけです。
本当に好きなことなら勉強も努力も我慢も、何も苦じゃないはずなんです。
ただ、周りからみたらそう見えるだけ。
本人にとっては毎日ゲームを楽しくやってる感覚で、苦行のレベル上げも楽しんでやるし、全滅という挫折にも平気で立ち直ってくる。
この例えを見事に体現してるのが、YouTuberのマックスむらいさんだと思うので、動画でも見ればそれがわかるはず。
好きなことを仕事にしたところで生きていけない
こう反論されるのが目に見えてますが、別にそれ一本で食ってけなんて言ってません。
軌道に乗るまでは好きじゃない仕事しながらでもいいんです。
夢を追いかけて養成学校に行ったり、とある監督の弟子になろうとしたり、経験積むためにその業界の企業に入って下積みしたりとかもいらないと思ってます。
それこそ、収入が途絶えたり、下積みしてる間に年食っちゃうので。
好きなことを仕事にするための1歩目
じゃどうやって好きなことを仕事にすればいいんだって話ですが、結局1歩目の踏み出し方だと思います。
1歩目といっても、実は無いようなもので「まずやれば?」って感じです。
無責任な言い方かもしれませんが、何故か多くの人は、まず勉強とか下積みとか資格取るとか言い出しますが、むしろそれはやらなくていい。
そんなことしてるからこそ、目的から遠ざかってしまう。
ひと昔前は、ネットも普及してなかったのもあり、どうしても企業を経由しないと難しかったことが、今では個人で出来る環境が整ってます。
だから、まずやってみればいいと思うんです。
歌手とか映画監督になりたいなら、動画とってYouTubeとかニコ生とかにアップすればいいし、ゲーム作りたいならiPhoneとかAndroidアプリ作って公開すればいい。
記者になりたいなら自分で取材して、ブログかなんかで発信すればいいだけ。
誰に止められることなく、やろうと思えば簡単に出来ることです。
こうすることで、自然とスキルが身についていくし、誰かの目に止まるかもしれないし、規模がでかくなれば食っていけるかもしれないんです。
まとめ
好きなことを仕事にした方が、人生絶対に面白いです。
仕事は睡眠時間の次(同等かそれ以上)に時間を割くことなので好きなことに費やした方がいいに決まってます。
ただ、好きなことして食っていくのは、それはそれで難しいので、収入源確保しながら、自分を世に発信していくことが大事だと思います。
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