これから働く会社を選ぼうという就活生や転職する方には気に留めておいて欲しいことがあるのですが、あなたは良い会社、悪い会社どっちで働きたいでしょうか?
これは愚問だということは百も承知なんですが、私が言いたいのは良い会社って何?ってことです。
結論から言ってしまえば、良いも悪いも自分次第ということなんですが、どういうことか詳しく述べていきたいと思います。
誰にとって良い会社?
私が勤めていた時、取引先などの方から「良い会社だね」と言われたことがあります。
全くもって良い会社だとは思っていませんでしたが、あまり否定することもできないので、はぐらかしていました。
しかし、その方の言っている「良い会社」というのも間違いではありません。
それはある立場の人からみたら「良い会社」であるというのは紛れもない事実だからです。
無借金経営で何期も増収を続けていましたので、安定している会社でした。
これを聞くと確かに良い会社ですよね?
でもこれらでメリットを感じられる人は「経営者」か「投資家」だけなんです。
「社員」も会社が潰れないという意味ではメリットなんですが、労働時間も長く徹夜もザラにある労働環境で、自分が潰れる方が遥かに早く、メリットとは感じませんでした。
良い悪いというのは、立場によって変わってくるということを知っておく必要があります。
サービスする側とされる側の目線の違い
飲食店で考えるなら、美味しくてリーズナブルで綺麗な店は良い会社であるのは間違いないですが、それは「お客」としての立場のときです。
もし就職するとなると全く話しが別になることに注意してください。
美味しい料理ならそれだけ働く人の能力が問われるし、リーズナブルならそれだけ社員の給料は低い可能性があります。
店を綺麗にしているのも働く人の仕事です。
だからといって不味くて割高で汚い店で働けば良いというわけではありませんが、客やユーザー、投資家といった目線は働く会社を選ぶ際には邪魔になることが多々あります。
良い会社とはどんなとこ?
働く社員からみたときに良い会社とはどういう会社なんでしょうか?
当然、給料や労働時間の待遇を気にする方が多いと思います。
もちろんそれは間違いではありません。
しかし、冒頭にも述べているように、本当に良い会社だと思えるかどうかは自分次第なんです。
側から見たら待遇が悪くてブラック企業だと思われていても、良い会社だと思っている人はいる可能性があります。
これはどういうことかというと、自分のやりたいことや夢が実現できる会社かどうかということです。
夢に近づけているなら待遇が悪くても気になりません。
待遇が良いのは歓迎だと思いますが、待遇が良いだけでは、いつか不満が出てくるものです。
例をあげるならば、アニメ業界は労働時間も長く給料が低いのですが、アニメが本当に好きでやっている方が多いので、良い会社だと思っている方は多いと思います。(アニメ業界に知人がいるわけでもないので推測ですが・・・)
まとめ
働く先を決めるとき、企業の名前や待遇だけで決めるのは賢い判断とは言えません。
自分のやりたいことをしっかり考えて選ぶべきです。
有名な会社だからとかそういう選び方をしていると人生の遠回りになるかもしれません。
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