できる人の定義って何でしょうか?
私は問題解決能力が高い人だと思っています。
この問題というのはトラブルというわけじゃなくて、何か目的を達成する為に足りていない知識やスキルだったりもします。
不足しているものを上手く補って、目的を達成できるというのができる人なんじゃないかなと。
さらにいうと、不足しているものがほとんどの場合は知識で、スキル(職人のような手の器用さ等)が必要なことは稀だと思うんです。
そうなってくると、Google先生に訊けば解決できる問題ばかりで、できる人ってググるのが上手いだけなんじゃないかと思うようになりました。
ググれカス
こんなネットスラングがありますが、もう何度使おうと思ったことか。
ITに疎い人はシステムエンジニアとかプログラマーとかなら何でも分かるみたいに思ってる人が多いんですかね?
知らないよってことも普通に聞いてくるし、そのほとんどがGoogleで検索すればすぐ出てくるものなんですよね。
自分にわざわざ連絡して、電話越しとか十数文字の文章で説明受けたりするよりも、調べた方がよっぽど早くて図解入りの分かり易い情報にありつけるはずなんです。
父親もその一人
自分をGoogle先生だと勘違いした人間が身内にいて、たまに父親から電話がくるんですけど、先日はExcelのリンクの仕方を教えてくれって電話でした。
リンクを貼ったセルをクリックすると、特定のシートの特定のセルにジャンプするってことがやりたかったようです。
あまりにも簡単すぎて、そしてExcelを使ってない私が的確に口頭で教えられるはずもなく、さすがにそれは調べればすぐ出てくると主張しました。
すると、どうなったと思います?
「調べたけど出てこなかった!」
とか言うんですよ。
んなわけあるかと思って、Googleで調べたら一番最初に出てきてる。
検索ワードも「エクセル リンク」という誰もが最初に入力しそうなワードで。
結局、そのURLを送って終わりましたが、一体どんな検索をしたんでしょうか・・・
調べ方の違い
私の父親の話しは極端で例えとしては低レベルなのかもしれませんが、結局はできる人との差はここじゃないのかなと思います。
Googleの膨大なデータベースから、必要な情報を引き出してくる能力があれば、すぐに問題が解決できるわけです。
そして、その能力は語彙力が大きく影響しているんじゃないかと。
検索するときは、たくさんのワードで検索をしてみますが、表現を変えてみたり、同義語だったり。そして一番使われていそうな言葉を使って検索すると思いますが、それが出来るかどうかということです。
まとめ
学生のころとは違い、知識として蓄えておく必要はなく、いつでも引き出せる状態であれば、それは自分の知識みたいなものです。
語彙力はそう簡単に身につくものではありませんが、本を読むだけじゃなくて、日頃からGoogle検索をしていれば徐々に鍛えられていくんじゃないかと思います。
人にすぐ聞いてしまうという人は、一旦は自分で調べてみたほうが今後の為になるんじゃないでしょうか?
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