仕事で「できる人」と呼ばれる人がどこにでも居るかと思いますが、その「できる人」は大きく3種類に分けられるのではないかと思っています。
1つめは、本当にできる人。能力もあって、周りから認められている人です。単純明解ですね。
2つめは、持ち上げられてる人。凡人なのに周りから評価されてる人です。トラブルはのらりくらり回避して、手柄は主張するタイプなので、同期とか部下から敵視されてると思います。要するに世渡り上手?な人です。
3つめは、実はできる人。能力があるのに、評価されず埋もれてしまう人です。何でも屋扱いされて誰かの尻拭いとかさせられたりして日の目を見ないタイプです。
初めの2つは別に取り上げる必要はないかなと思うので、今回は3つめのできる人について書いてみたいと思います。
エルサは「実はできる人」
ここでいきなりアナ雪の話しになるのですが、3つめのできる人というのは、まさにエルサのことじゃないかと思うのです。
(なんでアナ雪の話しが出てきたのかはたまたまCDを聞いてたからです。)
エルサは魔法が使えて誰が見ても能力のある人間です。しかし、エンディングではみんなに認められはしましたが、最初は両親の意向もあって能力を隠していました。当然、誰からも評価されることはなく、本人も辛い思いをしていました。
現実の仕事に置き換えると、能力を敢えて隠している人は少ないと思いますが、活かせる場を与えられず埋もれている人はたくさんいるはずです。
きっかけはどうあれ、そういう人たちはエルサが最終的には幸せになれたように、彼女の行動にヒントを得てみるのも良いと思います。
エルサのとった行動
あの有名な「Let it go」の歌詞にあるように、まずは開き直って自分を解放しました。
致し方ないといえど、結構なことをエルサはしています。
- 女王の座を捨てた
- 国を見捨てた
- 人との交流を捨てた
その代わりに、今まで苦しんできたことから解放され、精神的にも上手くいくようになりました。
城を作り上げるほどの能力を押し殺していたわけですから相当ですね。
本人もどこまで出来るか分からない、自分の力を試してみたいと言っているので、まるで起業家のような精神です。
これを現実に置き換えると、女王の座を捨てることができる人はそうそういないので役職に置き換えるとしましょう。ちなみに国は会社、人は社員といったとこでしょうか。
会社に属し、役職があれば尚更ですが、自分の与えられた仕事や責任を果たすことが求められます。
しかし、それは自分の能力を発揮できる場所であるとは限りません。会社の都合や特に考えもなしに与えられたものなので当然です。
そこで評価されていればまだ良いのですが、そうではない場合は悲惨です。
こういった状況であれば、エルサのように今の環境を捨てて自分の能力を試してみるのが、社会的にも自分の為にも最善の選択になるかもしれません。
上手くいくわけじゃない
エルサが自由になってそれで物語が終わっていたら、作品としてもかなり微妙な仕上がりになってしまいます。だからなのか知りませんが、エルサが力を解放したことで問題が起き、物語はさらに面白さを増していきます。
何があったのかというのは、今は重要じゃないので割愛するとして、この問題を解決したことで、最終的には国民からも愛される能力ある女王となりました。
エルサが力を解放する事で、周りには迷惑をかけることになりましたが、能力を隠していた時代と比べると能力を解放し、その際の問題に向き合って解決したことで皆んなが幸せになる事ができました。
これは、今働いている場所やポジションを変えたり、独立して自分の好きなように出来るようになったとしても、必ずしも上手くいくとは限らないということを表しているのではないかと思います。
行動を起こせば、何かしら問題は付いてくるからです。
色々と準備したとしても、これは避けようがないので、行き当たりばったりで対応するしかありません。
しかし、こういった問題を少しづつ解決していくことで、どんどん自分が働きやすい環境を手に入れる事ができると思います。
まとめ
今回は無理やりアナ雪に例えてみましたが、何事にも捉え方によっては仕事に繋がるヒントも得られるかもしれません。
自分に発揮できていない能力があると認識している人は多くはないかもしれませんが、やってみたいことにチャレンジするでもいいと思います。
本当にやってみると、想像もつかないような発見や出会いがあったりするので、今より絶対楽しくなると思います。
私もアプリで独立しようと思い立った時には全く想像ができなかったことが今当たり前に起きていたり、前に進めていたり、楽しめていたりするので、少しでも多くの人にチャレンジして欲しいと思っています。
エルサにアナがいたように、もしあなたに何かがあったとしても、救ってくれる人は必ずいるはずです。
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