育児している方にとって面白いニュースがありました。
「顔を読む」力:3歳半に獲得 「心の状態を意識的に推論」 京大院教授のグループ発表
この記事が正しいとするなら子供が親の表情を伺うようになるのは3歳半からだそうです。
確かにまだ1歳弱の息子はイライラして接してしまっても、特に顔色変えずにわーわーやってますから納得できる部分はありますが、実験の方法もかなり限定的な手法なので、私は1歳になるころには親の顔を伺うようになってるんじゃないかと思います。
物事の良し悪し
ハイハイが出来るようになってからは、部屋の中を縦横無尽に這い回ってます。
危険がないようにありとあらゆるものは撤去してはいますが、どうしても時と場合によってはカバンだったり商品の袋だったりが手に届いてしまい、遊び道具になってしまったりします。
だいたいのものは仕方ないとこちらが開き直って、気がすむまで与えていますが、誤飲の恐れがあったり、大事なものの場合は流石に取り上げています。
こういうことを繰り返していたら、息子は新しいものを手にいれたタイミングで親の顔を確認するようになった気がしています。
たまたま目があっただけなのかもしれませんが、「これで遊んでいい?」と聞いてきてるような感じです。
また、キッチンには策をして通れないようにしてあるのですが、開けっ放しになっていると侵入を試みようとするのですが、その時も親の顔を伺ってから突撃してます。
こういった経験から、何が良くて何が止められるのかは1歳弱の子供でも少しずつ判断できるようになっていると思います。
表情以外の情報
ニュースでは「表情」で気持ちを推論する能力とありますが、実際は過去の経験だったり音だったりたくさんの情報があります。
表情だけでは難しいのかもしれませんが、それ以外の情報を頼りに小さな子供でも親の機嫌や表情を伺っているはずです。
仮にこの発表を受けて、3歳半までは怒り狂いながら育児していても影響はないと思ったら危険だと思います。
両親のケンカが良い影響を与えないのと同じように、3歳半になる前から接し方には気を付けたいところです。
まとめ
人の顔色を伺うようになるのは立派な成長だと思いますが、それで遠慮してしまうようにはなって欲しくないですね。
叱られたりすることも覚えながらも、失敗を恐れず色々なことをやってみて欲しいので、子供の行動に対する接し方は注意していきたいです。
特に、未然に危険を全て取り除いてしまったりすると、原因と結果を知るタイミングがなくなってしまいます。
親が見ているのなら、危険なことでもギリギリのタイミングまでやらせてあげて、危なくなったら助けてあげればいいと思います。
多少は怖い思いや痛い思いをするかもしれませんが、大切な経験になるのではないでしょうか。
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