マエケンがついにメジャーへ!?果たして通用するのか?

よもやま話

とうとう広島の前田健太(27)がメジャーへの挑戦へ大きな1歩を踏み出します。

球団側がポスティング制度を利用した挑戦を容認したみたいですね。

メジャーを視野に入れていたのは4年も前だったこともあり、本当に実現する時が来るのか心配でしたが来年には彼の夢が叶いそうです。

日本を代表するような投手が海外へ流出してしまうこと自体はNPBにスター選手が減ってしまい、人気もレベルも低下してしまうことに繋がりかねないので、手放しで喜べることではありません。

しかし、選手自身が自分の力を試してみたいという気持ちを持っているなら、ファンは背中を押してあげるべきだと思いますし、挑戦した選手がメジャーで活躍することは、NPBにも貢献することになると思うので良いことだと思います。

今回はマエケンのメジャー挑戦について考えてみたいと思います。

実績は十分!?

最近のNPBからメジャーに挑戦した選手の中で十分に通用していると考えられるのが、ダルビッシュ、マー君、黒田、岩隈、上原あたりでしょうか。

NPB時代の成績を並べてみると

ダルビッシュ(7年):176登板 1268.1回 93勝38敗 防御率1.99 完投55 完封18 被本塁打58 奪三振1250

マー君(7年):175登板 1315回 99勝35敗 防御率2.30 完投53 完封18 被本塁打66 奪三振1238

黒田(11年):271登板 1700.1回 103勝89敗 防御率3.69 完投74 完封14 被本塁打182 奪三振1257

岩隈(11年):226登板 1541回 107勝69敗 防御率3.25 完投48 完封6 被本塁打109 奪三振1175

上原(10年):276登板 1549回 112勝62敗 防御率3.01 完投56 完封9 被本塁打183 奪三振1376

といった感じです。

これを参考にマエケンの成績をみてみると

前田(8年):218登板 1509回 97勝67敗 防御率2.39 完投28 完封10 被本塁打97 奪三振1233

活躍するだけの可能性は十分あるとは思いますが、ダルビッシュやマー君ほどの圧倒的な数字ではないので、言語やボールの違い、日程の過酷さ、遠征の厳しさ等のメジャーの環境に適用していけるかが重要になりそうです。

もっと積極的にメジャー挑戦させては?

挑戦すること自体はとても良いことだと思いますが、そもそもどうして夢を実現するまでに4年も費やしてしまったのか。

球団の事情など色々とあると思いますが、まだまだメジャー挑戦への壁が大きいのではないかと思います。

NPBとしても、アマチュア選手が日本のドラフトを拒否してメジャー挑戦した場合、2年間は日本の球団と契約できなくするという制約が設けられていたり、人材の流出を懸念するルールが見受けられたりしています。

確かに現在も活躍するメジャーリーガーがNPBに残ってくれていたらと考えると、見てみたいと思う気持ちもありますが、やはり日本の野球のレベルのことを考えたらブレーキにしかならないでしょう。

日本の企業に置き換えても、法律で労働者を守ろうとするあまり解雇が難しくなって、そのせいで企業が採用に慎重になってしまい、働き口を見つけるのが大変になるという構図に似ているのではないかと思います。

もっと解雇が簡単に出来るのであれば、企業も試してみようと採用したりするので、優秀な人材を確保しやすくなります。

NPBや球団においても、選手のメジャー流出に寛大になることで、より良い選手が育ちNPBで活躍してくれる可能性を増やすのではないかと思います。

昨年、広島に復帰した黒田が良い例だと思います。

まとめ

どの球団が獲得に乗り出すのか?金額は?等はこれからですが、今オフの目玉になりそうです。

メジャーでは通用しない等のネガティブな意見もあるかと思いますが、やってみないと絶対にわからないことなので、マエケンには頑張って欲しいと思います。

来シーズンはダルビッシュも復帰する予定ですし、メジャーも目が離せなくなりそうです。

 

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