私のブログではよく副業というキーワードが出てくると思いますが、大手のロート製薬が副業を認めるというニュースがあったので、ブログ書きます。
別の会社でも働く?「副業」最新事情
今までは副業を勧めても、個人レベルの話しかしてませんでしたし、ほとんど企業が副業を認めるメリットを書いていなかったので、考えられることを挙げてみます。
ベンチャーとかでバリバリ成長している会社であれば社員にはリソースの全てを注ぎ込んで欲しくなると思うので、副業はして欲しくないと思いますが、そこそこ軌道に乗ってて大手と言われるような会社では積極に取り入れて欲しいです。
人材を活かしきれているか?
まず、会社に属しているわけですから、自分の裁量で仕事ができる人は限られています。
そして少なくても会社の方針に従わなければいけないので、スキルや能力を発揮できていない社員というのは山ほどいると思います。
仮に社員に何かの才能があったとしても、会社から与えられた仕事で成果を出さないことには出世できないわけですからいつまでも底辺社員となるわけです。
どうしてこんな状態が起こってしまうかというと、ほとんどの人が自分を理解しないまま就職活動で働く場所を決めてしまうからです。
しかも転職に抵抗があったりするので、尚更自分を活かすことができません。
会社側も、どんな優秀な社員が隠れていたとしても知る術がないわけで、お荷物だと思っていることも十分にあり得ます。
副業を把握して才能を吸収できる
会社が副業を認めるとどうなるか?
もちろん副業するときにはどんな副業をするのか?利益は出ているのかを把握する必要があります。
お荷物だと思っていた社員が、副業で成功することだって十分にあります。
それさえわかれば、その社員の活かし方がわかるはずです。
プログラムが苦手でどうしようもなかった社員でも、副業で成功しているならそれに沿った業務をさせれば見間違える働きをするでしょう。
仮に社員の副業が軌道に乗るようだったら、会社として支援して事業を吸収したりすることも可能です。
下手に社員を縛り付けておくことは会社の可能性も縛り付けることになるわけです。
働く意識が180度変わる
私も経験しているのですが、サラリーマンをしていたころは全く経営者の目線で考えられていませんでした。
副業、そして独立したことで経営者になり、人を雇うことのリスクや凄さを知り、儲けることの意識が変わりました。
仮に今どこかの企業に勤めるならば、以前よりも働く意識は高く保つことが出来るだろうし、働き方も変わるはずです。
会社が副業を認め、社員が積極的に自分で事業を始めることで意識が少なからず変わるはずです。
儲けることがどれだけ大変か。給料を貰えることがどれだけありがたいことか。ましてや賞与なんて貰えるとか恵まれていると感じてもらえるでしょう。
中には副業にのめり混んで退職からの独立する人もいるかもしれませんが、それ以上にメリットは大きいはずです。
会社のイメージが上がる
冒頭の記事の中にも副業を認める企業は3.8%と書かれているくらい少ないわけですし、大手が認めただけでニュースになるくらいです。
副業を認めることで、クソみたいな会社だなと思う人は流石にいないと思うので企業イメージは間違いなく上がります。
商品が売れることには結びつかないかもしれませんが、良い人材が集まってくるはずです。
働く企業を選ぶときに副業を認めているとなれば、何となく働きやすそうなイメージを持つと思います。よっぽど企業のパンフに御託を並べて、社員の証言をとってアピールするより効果的です。
まとめ
副業は何と言っても安定します。
働く側にも雇う側にもメリットが大きいと思うので、どんどん広がって欲しいと思います。
そうすれば、副業を認めない会社=ブラック企業という基準が明確に出来るはずなので、就活生も間違わないし、ブラック企業が自然に消えていきます。
まぁ、世の中ブラック企業で溢れかえっているので、そう簡単には広がらないと思いますが。
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