今や電車を利用することが極めて稀になってきました。
通勤もなければ、基本的に移動は車なので、前回電車に乗ったのがいつだったか覚えてないくらいです。
そんなことは、誰にとってもどうでもいい話しですが、電車関連でこちらのニュースが目につきました。
[glink url=”http://www.asahi.com/articles/ASHCS43KXHCSTIPE00W.html”]
以前から、携帯の電波がペースメーカーに悪影響を及ぼした事例は0というのを知っていたので、悪習でしかないと思っていましたが、だからといって堂々と優先席近くで携帯を使うのは無駄なトラブルを生んだりするので避けてきました。
実際に、優先席で携帯を使ってる人にかなりの剣幕で注意する老人を見たことがあるので、注意されてる人も気の毒だなぁと思いながら、様子をただ眺めていたことがあります。
そもそも、何故優先席で携帯がNGだというのが当たり前になったのかは疑問ですが、今回のこのニュースはルールだからといって、それを守ることが絶対に正しいということではないということを証明する良い事例になったのではないかと思います。
ルールが間違っている例
携帯電話の他にもこういった例を挙げるとすれば、エスカレーターのマナーについても同じことが言えます。
東京では右側、大阪では左側を空けるようにして利用する方が多く、ルールというよりはマナーのようになっていますが、実際は間違っています。
エスカレーターを管理している側からしたら、片側ばかりに負荷がかかり故障の原因になりますし、エスカレーターは危険なので歩いて登らないのがそもそも正しいマナーです。なので追い越し車線のような使い方は間違ってます。
私としても、エスカレーターのことなんて正直どうでもいいのですが、やっぱりこういった些細なことでも下手をするとトラブルに巻き込まれることもあるので、右に倣えで片方に寄ったりしてます。
結局何が言いたいの?
ここまでの書き方だと私がトラブルを避けたいが為に長いものに巻かれてるだけのようになってますが、言いたことはルールだからといって正解とは限らないということ。
そして、ルールを守って携帯の電源を切ろうがエスカレーターの端に寄ろうが、それは自由だと思うので好きにすれば良いのですが、他人に下手に強要するのは良くありません。
とはいいつつ、ルールが正しいことが大半なので、他人に迷惑をかけている方を注意することは殆どのことが立派なことです。だからこそ、出来れば『ルールだから』と注意するのではなくて、しっかりと理由を理解した上で主張するように出来れば素敵だと思います。
情報の扱い方
とはいっても、携帯電話の件でも、『ペースメーカーに悪影響がある』ことが理由ですから、深く考えてたとしても、この情報を鵜呑みにしてしまっては正しい判断は出来ません。
考えるだけではなくて、情報の信憑性を確認するようにするべきだと思います。
これはテレビでも新聞でも同じことが言えて、当然ながら私のように著名でも有名でもないブログにだって同じことが言えます。
世の中には、データを捏造して鵜呑みにする人を騙したりする悪意あるメディアもあるくらいですから、注意が必要です。
例えば憲法改正の関連で、自衛隊の志願者数が減っているから徴兵制になるという人がいたとした場合、本当に志願者数が減っているのかどうか確認するべきなのです。もし、減っていなかった場合は、その人には悪意がある。もしくは調べが甘いから信憑性が低いという感じに、後の判断が楽になるわけです。
「そうなんだ、じゃぁ・・・」というのは危険で、悪意のあるメディアにのせられてしまいます。
まとめ
今は情報が溢れかえっていて、知ることが出来ない情報がかなり少なくなってきていると思います。
逆に、間違った情報も溢れかえっているわけですので、情報の取捨選択が大切です。
テレビだけ、新聞だけという人や、信じやすいという人は、人一倍注意して欲しいと思います。
ネットも使い方次第では強力な情報源でもありますが、盲目的に信じてしまうと危険です。
出来れば色んなメディアの情報を収集して、自分で考えるという習慣をつけることが、これからの時代大切になってくるのではないでしょうか?
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