仕事と一言でいっても業種など様々で『やること』は大きく違ったりします。
肉体労働はキツいからデスクワークがいいとか、じっとしてるのは嫌だから営業とかの方がいいとか。
人によって向き不向きがあるので、どんな仕事をするのが良いというのは一概には言えません。
しかし、ちょうどGoogleニュースで見かけた記事を読んで、思うことがあったのでまとめてみたいと思います。
ちなみにその記事はこちら。
[glink url=”http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/25/news153.html” g_sitename=”ねとらぼ” g_title=”「ゼロの使い魔」続刊刊行決定 ヤマグチノボルさんがプロット遺す” g_dsc=”2013年に亡くなった作家のヤマグチノボルさんの作品「ゼロの使い魔」の続刊が刊行されることが決まりました。「ゼロの使い魔」公式サイトでMF文庫J編集部が発表しています。”]
仕事を大きくわけると2種類
私は仕事を2通りに分類できるんじゃないかと考えています。
自分にしかできない仕事と、誰にでもできる仕事の2つです。
私のようにプログラマーであっても、上記ニュースのヤマグチノボルさんのように作家であっても同じだと思います。
自分がいなくなったときにその仕事は回るのか?
そういう視点です。
この違いはその人の価値を左右するほど大事なものだと思います。
どっちの仕事をするべきか?
一般的には自分しかできない仕事をする方が、価値があり社会から求められる傾向があると思います。
今回のニュースでも、本当の続きが書けるのはヤマグチノボルさんただ一人なので、続刊が刊行されても腑に落ちない人はいると思います。
それだけその人の考える物語に価値があり、世に認められていると言えるわけです。
ですから自分にしかできない仕事をやる方が絶対に良いです。
しかし、中にはそうならないよう考えている集団が存在します。
ほとんどの人が属している会社というやつです。
『自分しかできない』というのは『属人化』と呼ばれ、会社組織の中では大きなリスクになります。
その人が倒れたら、退職したら・・・その仕事は回らなくなるので当然です。
ですから、会社は属人化しないように動く傾向があり、そのように社員に呼びかることが多々あると思います。
では、会社に属している人は属人化しない方が良いのでしょうか?
私はNOだと思います。会社に属していても自分にしかできない仕事をするべきだと思います。
なぜなら、会社の中であっても、人の価値観は変わらないからです。
会社のいう通り、誰でも出来るよう資料を整理したりするような仕事をしていると、本来評価されるべきなのですが、あなた自身の価値がなくなってしまいます。
ですから、どのような立場の人でも、自分にしかできない仕事をした方が得をします。
各々の会社が世のためと謳っていますが、本当にそう思ってるなら企業秘密もどんどん公開した方がいいわけですよね。
でも利益を守るためにそうしないわけですから、個人に置き換えても一緒です。
具体的にどんな仕事?
多くの方がクリエイティブな仕事をイメージすると思いますが、そうでない仕事にも『あなただけできる』というものはあると思います。
見分ける方法は至って簡単で、マニュアルがあるかどうか?です。
マニュアル通りにやれば達成できる仕事には価値がありません。
下手したらロボットに取って代わられるので、将来仕事がなくなってる可能性が大きいです。
ですから、今やってる仕事もマニュアルがなく、多くの人が知らない仕事であれば、あなたの価値を高めてくれているはずです。
まとめ
自分にしかできない仕事をすれば良いと述べていますが、場合によっては会社に大きな不利益をもたらえてるパターンもあります。
使っているシステムがいつまでも古かったり、無駄に複雑だったりする仕事が残っていたり。
これはシステムなんか入れて簡単にできてしまったら仕事がなくなってしまう人が必死に抵抗するのでおきているわけです。
自分を守るためには確かに有効な方法なのですが、会社の中ではしばしば足の引っ張り合いがあります。
また、フリーランスでも単に請け負ってるだけだとか、誰でもできる仕事をして食いつないでる人も少なからずいます。
ヤマグチノボルさんのような仕事ができたなら、きっと人生も充実していたのだと思います。
ご冥福をお祈り致します。
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