お久しぶりです。ふるあぷです。
本来このタイミングならデジゲー博(インディーゲームのイベント)とか新作アプリの記事を書くべきところですが、いやまぁここ最近変な人に絡まれることがありまして、別にそれ自体は笑って済ませる程度なんですが、今日だけはちょっと頭にキタというか、もうネタにしてやろうと思い立ってしまったわけです。
なので今はアプリのテスト(バグ潰し)が最優先事項なんですが、ブログを更新したいと思います。
ちなみに普段は家で黙々とアプリ開発してます。今日はたまたま打ち合わせがあって外出しておりました。
そういう経緯で、希望とやる気に満ち溢れながら帰宅しようと地下鉄に乗り込みました。
人は結構乗ってましたが、名古屋の人は席に座らない人が割といて、空席があるのに通路がちょっと混雑することが多々あります。そんな状況なので立っていても良かったんですが、優先席の前にある3席分の一般席に座ることにしました。
時間にして20分弱くらいですが、十分な隙間時間なので、Twitterのタイムラインをチェックしようと遡ってました。
すると、どこの駅だったかはわかりませんが、白髪で若干禿げかけの、髪を後ろで束ねている60代か70代かはたまたそれ以上か、とりあえず仕事をするような服装ではないちょっと不清潔そうなおじさんもしくはじじいが乗ってきたわけですね。
とはいえタイムラインを見ていたので、乗ってきたのか別の車両から来たのかは知るところではありませんが、スマホの画面を指差してこういうのです。
変なじじい(以下、変)「おい、にーちゃん、わかってやっとるんか?」
電車でスマホを指差されて言われたら、だいたい優先席で電源切れ的なことを言ってるんだろうなという予想はつきます。
一般席とはいえ優先席の反対側なので近くでやるなってことなのかと思ったら、続けて
変「ここがどこかわかっとるんか?おい?」
と、自分が座ってる後ろの窓、つまり優先席であれば妊婦とか松葉杖をついている棒人間的なステッカーが貼ってあるだろう場所を指差したんですね。
あれ?一般席座ったつもりだったけど、優先席だったか?
と、その指差された場所を確認してみると。
何とそこには家事代行サービスの広告が!!
知ってます?人って全く予想できないことを言われると数秒固まるんですよ。
実際、何言ってんだこいつとは思ってはいましたが、的確な反論以外はしない方が良いと思い、言葉を選んでたので少し時間を要してると……
変「おい?ここどこかわかっとるんか?え?」
とまた家事代行サービスを指差して追撃してくるんですね。何度も……
流石に気づいてしまったようで、
ふるあぷ(以下、ふ)「ここ、一般席です!」
と答えたとほぼ同時に、
変「おぉ、そうや一般席や!分かって言っとるがな!」
とあたかも自分が何もおかしなこと言ってないかのように言い放ち、背を向け、反対側の優先席のつり革の方に行ってしまった。
うん、まぁ勘違いしちゃって引き返せなくなったんだな、ドンマイくらいに思ってました。その時までは。
というわけで平穏を取り戻し、またしばらくTwitterのタイムラインを眺めていると、
気づいたらその変な人が再び目の前まで来てた。
しかも人差し指と中指で右膝をタッチしてくるではありませんか!
いや、びっくり。
どう考えても頭のおかしな人です。
うわー、マジでヤバい人に絡まれてしまった……
と思ったらドアの方を指差して何か言ってる。
電車の中だから騒音があるというのもあるけど、聞き取れない。
というか、多少聞き取れなくても状況とか諸々で何言ってるのか分からないことなんてそうそうない。
それよりも、さっきの出来事+膝タッチの時点で頭がおかしい認定してるわけで、何を言いたいのか予想できるわけがない。
無視でやり過ごそうと思ったけど何度も何か言ってるので聞き返してしまった。
ふ「聞こえません!」
変「なんや、耳が悪いんか?」
ふ「そうじゃなくて、何か言いたいならはっきりと喋ってください!」
このやりとりしたあと、ようやく言ってることがわかった。
変「若いもんが座るんじゃない!」
ふ「は?」(流石にイラっとした)
変「年寄りがフラフラしてんだから若者が座ってないで席どけよ!」
もうね、電車だと東西線の満員電車とか不愉快な思いは何度も経験してるけど、口論なんて1度もしたことないし、喧嘩をおっぱじめる人も確かにいたけど、自分が車内で口論をするとは思ってなかった。
ふ「だったら優先席にいけばいいじゃないですか!」
変「年寄りがフラフラしてたら若者が席どくのが道理だろ!」
確かにこの変人、年寄りに見えるし、目の前の優先席を確認したら自分よりは老人よりだった。
だから自分に絡んできてるんかな。でもこの変人フラフラどころかピンピンしてるし。
というか席は別に譲ってもいい。でもこの変人の言い分で席を譲るのは世の中の若者に対して申し訳ない。
若者だって仕事とかで体力を消耗しきってる人もいる。怪我だとかで座った方がいい人もいるかもしれない。
そして年寄りだから不自由してるとも限らない。
だから自分は座った方が良い人と思う人がいたら年齢関係なく譲ってるし現状はそうは見えない。ってか優先席じゃないから他人どうこう言われる筋合いはない。
そう反論しようとしたら、
自分の隣に座ってた方(以下、隣)「なんや?席に座りたいんか?」
この人、譲る気なのか?
変「違う、おれじゃなくて向こうに年寄りおるやろ!」
ふ「!?????」(前かがみになって探しても見当たらない)
隣「!?????」(前かがみになって探しても見当たらない)
ふ「どこ?」
変「おるやろ!年寄りがフラフラしてるんだから若者がどくのが道理やろ」
というか、お前じゃないのかよ。しかも見回してもいないし、流石にもう限界。
ふ「それが道理かもしれないけど、その道理は他人に押し付けるものじゃない!」
変「それを言ったらもうおしまいやろ……」
ふ「だったらもうおしまいでいいですよね?おしまいにしましょう。」
変「そんなんトラさんの世界やわ……ぶつぶつ……」
え?トラさん?ちょっと自分には分からない。どんな世界なのか知らないけど、確実に勢いがどっかにいってしまった変人。そしてそのまま降りていってしまった。
果たして変人が降りるつもりの駅だったのか、気まずくなって降りたのか分からないけど、改めて平穏が戻ってきた。
自分の方が先に席を立ったので、隣の方にはありがとうございましたとお礼を言ってから電車を降りた。ゆっくり頷かれていたけど、渋くてかっこよかった。
隣だったとはいえ、一部始終を見ていて面倒な人だというのは分かっていただろうし、わざわざ首を突っ込んで解決を図ろうとしてくれる人はそう多くいないはず。
それにあの一言がなければ、最初の優先席を間違えて赤っ恥かいた腹いせに難癖つけてるだけってところまでは分からなかった。
助けるつもりがあったわけではないかもしれないけど、かなり助けられました。お隣の方、ありがとうございました。
そして、あの変人はいつもこんなことしてるんだろうなぁ。一般席でTwitter見てただけだし、特に目立つ何かはなかったはず。打ち合わせした後なんだから節度ある服装してましたよ。
だから若い方は優先席じゃなくてもできるだけ近づかない方がいいよ。変人率は確実に高い気がする。
というか、こういうトラブルって世の中いっぱい起きてるんだから下手にルール作るより客の裁量に任せるようにしませんか?優先席もトラブルの元じゃないですか?
というわけで、こんなブログ書いてたせいでアプリのリリースが数時間伸びました。もし待っておられる方いたらごめんなさい。
次はちゃんと新作アプリの記事書きます。
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